診察券の数々・・・なんとか一枚にならないかなぁ。
電子診察券が早く普及しますように。
目の前にある資料が実は宝の山だって事を知っていますか?
普段、スーパーで購入するゴーヤはどこでも同じ値段。
サンエー、かねひで、ユニオン(沖縄のスーパーです)どこでも似たり寄ったり。
ナゼ?
それは相場が知れ渡っているから。
主婦は皆「ゴーヤだったらこの位の値段」と知っています。
例として5名の【普通の主婦】の皆様に同じゴーヤを見せて値段を当ててもらいましょう。
きっと差が開いても±20%ぐらい。目利き?の主婦同士ならほぼ同額になるかも。
では、質問!
港で良く見かけるテトラポット
コンクリのかたまりのアレ、です。なんか尖っているアレ。
幾らぐらいか分かります?
わたしは残念ながら分かりません。
ちょっとググってみましたがやっぱり良く分かりません。
5㍍四方ぐらいのものとしましょうか。
これをさきほど、ゴーヤの値段を当ててもらった
【普通の主婦】の方、5名様に聞いてみます。
「えー!?テトラポットって何?」
「ん〜?100万円とか?」
「コンクリートの塊でしょ?10万ぐらいじゃない?」
どうでしょう。
実証実験はしていませんが、もしかすると10倍以上の開きが出て来るかもしれません。
前回、『路線価図が3冊で24,700円!?』でも話しましたが、
普段身近ではないもの、全く知らないジャンルのものは相場が分からないですよね。
わたしにとっては身近な「路線価図」
ワタシ、感が鈍いので1ケタ違う2,470円かと思っていましたが・・・
まぁ、これは特殊な例として笑
通常そのモノの値段を知っているのは
そのモノをつくっている人
そのモノを購入している人
そして実は我々税理士だったりします。
どうです?
普段のちょっと飽きてしまうような伝票チェックの
お仕事も少しは面白くなると思いませんか?
【 B to B 】はたった一つの質問で仕入値が半額以下に
そんなある日。
とある新規の医療法人様へ初めて帳簿チェックで訪問した際の出来事。
いつもと同じように、
・窓口現金を確認・・・
・精算用の現金領収書・・・
・通帳残高・・・
・保険請求・・・給与台帳・・・
そして支払請求書・・・
と、その時!!
この業界、沖縄では有名なA社からの請求書(納品書)、
ちょっと単価に違和感が。
通常@100円を切る、とある品。(モノによりますが)
んっ?120円?
ひふみ「(小声で)院長〜、コレ高くないですか?」
院長「え?120円でしょ、そんなもんじゃないの?他の医者仲間でも話題になったことないなぁ」
事務長「なになに?ひふみさん、聞き捨てならない!それどういう意味?」
ひふみ「いや、この品ね、モノによりますけど大体100円を切るんですよ。うちの同業他院では80円もしなかったはずですけど(実際の会話を一部加工しております)」
院長「・・・。(何を細かい事を言っているんだ、この税理士は?俺は明日のゴルフの事で頭がいっぱいなんだよ、早く終われっ)」
事務長「え?そうなんですか?知らなかったー。どうしてウチは高いのかしら?」
とある品。
実はわたし、A社のその品、単価知っていたのです。「クリニックによっていつも単価違いすぎるだろー」とツッコミながらチェックしていたので。
一物多価とはこの事です。
その品、
ロットが1,000だと、@120円
ロットが◯,000だと、@5◯円
実に2倍以上の単価。
まったく同じものです。
で、
通常、ロット◯,000で購入しても資金繰りに影響は出ないものです。
その後、上記の事務長はA社にこんな質問をしたそうです。
事務長「すみません、とある品の単価の件ですが、今で120円となっているようですけど、お友達のドクターからもっと安く購入していると聞いていまして・・・なんでウチだけ高いのでしょうか」
A社「えーそれはですねぇ貴院がロット1,000で発注されているからですよ。◯,000からの発注でしたら5◯円になりますよー!」
事務長「◯❌△∞∞っ!!!」
もちろんA社は事前にこの説明を事務長には一切していません。
まぁA社の営業マンも如何なものかと思いますが世の中、こんなこと腐るほどあります。
わたしも実際、3ヵ月前の開業時にコピー用紙やクリアファイルを探す際、ロットの違いで何倍もの価格差を見てきましたので。
如何ですか?
成功はゴミ箱の中に・・・
いや、
成功は目の前の、その伝票の中にあるのかも知れません。
– Today’s Hifumi Office –
・午後から外回り。定例の訪問で医療法人等を2件。
夕方は新規打合せ。私のやりたいような事をされている方でとても参考になる。早速真似ます!
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