【おきなわ時事】2018.8.5号〜ヤギ肉ブーム再来、闘牛が文化財、美ら海水族館までフェリーで♪

【おきなわ時事】2018.8.5号

昨日は那覇市桜坂劇場で「返還交渉人」を鑑賞。
その後、街歩き。
しかし街歩きを重ねる度に沖縄景気の良さを実感します。

これはわたしのお客様でも関係先でもなく、
ただの「趣味」で集めた情報なので公開しますが、
こよなく愛する那覇市桜坂劇場近くの空き土地が
先日、坪200万円以上で売買が成立致しました。

はっきり申し上げて(わたしの感覚からすると)『異常』です。

90年代のバブル期は学生でピンときておりませんでしたが、
どうやら浮かれるのはこの夏で終わりにしたほうが良さそうです。

〜 前回の時事はこちら 〜

【おきなわ時事】2018.7.22号 あっという間に夏休みへ突入! 本当に台風がよく来る今年の沖縄。 こちらはまもなく...

沖縄時事【1】沖縄、ヤギ肉ブーム再来?消費、飼育増加

沖縄の伝統食材、ヤギの飼養戸数・頭数が順調に回復している。2017年には県内の飼養頭数が12年ぶりに1万頭の大台に。観光客にも料理が人気となり、需要増から競り価格が上昇基調にあるのが要因だ。県が大型で肉の量も多いヤギの改良に取り組む一方、大規模経営で6次産業化を目指す農家も出てきた。沖縄で「ヒージャー」と呼ぶヤギは汁も...

わたしの大好物食材、ヤギ肉。昔から日常食として沖縄で愛食されてきたヤギですが2013年までは臭いし、血圧も上がり体に良くないとの理由で特に若者から敬遠されていましたが、2014年に琉球大学砂川教授の研究グループの研究報告で「肉」そのものが血圧を上げるものではない(結局料理に使う塩が主因、ヤギ好き=酒好きが多かったせいです)との結果、近年再ブーム到来。また、肉付きのよいヤギへの品種改良(においも少なく)も進み今後も注目。飼育が比較的容易であり、料理も単価を高めで設定出来ますのでヤギにビジネスチャンスあり。

沖縄時事【2】沖縄県の人口は今年も増加です

このページでは、総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数のデータに基づいて、沖縄県の人口と世帯についてGD Freakがグラフを作成し、その内容を説明しています。

総務省2018年7月の発表によるとここ沖縄、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知のみが人口増加。このうち、出生数が死亡数を上回ったのは沖縄のみ。最近だと観光地ではないのであまり知られていないが豊見城市、八重瀬町、南城市辺りの人口増加が凄いことに。シンプルに人が増えているこのエリアでは一般住民を対象にしたビジネスは当面右肩上がり。現に飲食店はどこも満席状態が続き、出店すればとりあえず広告など出さずとも食べていけてます。(求人状況は大変ですが)気付いた内地業者はどんどん来てますよ。

沖縄時事【3】『闘牛』が文化財に指定される

闘牛、うるま市文化財に 「宮城島のヒータチ」は史跡 - 琉球新報デジタル

うるま市で「闘牛」が無形民俗文化財に指定される事が決定された。他県では徳之島、宇和島でも同様の指定を受けているというが是非とも観光振興につなげて欲しい。わたしも何度か観に行っています。大人の事情で観光雑誌にはあまり載りませんがかなりエキサイトします!問題点は駐車場が常に不足していること、公衆トイレの不備、ここさえクリアー出来ればまだまだ観光客が押し寄せそう。既に訪日客も大勢来ております。

沖縄時事【4】伊良部高校の募集停止が決定

地方紙として宮古島の地域の話題・ビジネスや観光などのニュースや情報を毎日配信中です

以前の沖縄時事でも書きましたが、正式決定される・・・。いま伊良部島が歴史上一番盛り上がる時期に残念でなりません。この島だからこそ「観光リゾート科」、「ホテル観光科」などユニークな学科を開こう!となぜならないのか。もう私立、民間含めてさっさと譲渡し学校継続を!(まさか、学校跡地を外資に売ってホテル建設!なんていう裏話がない事を祈る)

沖縄時事【5】那覇→美ら海水族館はフェリーで観光!

第一交通高速船運航 北部観光拡大に期待 - 琉球新報デジタル

実は昔にもあったこのルート。(営業下手、不景気もあり廃止に)那覇から本部(もとぶ)の美ら海水族館まで一直線!直行ルートだと乗船時間90分、着いたら7㌔、10分ちょっとでもう水族館。お父さん!もうレンタカーを借りて2時間ノンストップで移動・・・なんてしなくて良いのです。フェリーで沖縄の海を見ながらのんびり泡盛やオリオンビールを飲んでいいんです!今秋はテスト運行ですが来春からは定期就航を予定。北谷寄港するルートもあるので訪日客も喜びそう。(運営は第一交通という会社。上場していまして株主優待でOKICAのチャージポイント、年2回もらえます)

沖縄時事【6】ふるさと納税〜笑う県、泣いた県

掲載品数No.1のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」。お肉やお米など全国の特産品57万品目をご紹介。クレジットカードにも対応。ランキングや寄付上限金シミュレーションがあるから初めての方でも寄付が簡単です。

「ふるさと納税」国としは、所得税の確定申告よりもワンストップ特例制度を使ってもらいたい(確定申告されると先に国税が還付されるが、ワンストップ特例だと地方税同士の異動にすぎないため、国としては痛くも痒くもない!)制度である。これを突っ込む報道機関が少ないのが寂しい。さて、今回の発表では北海道と佐賀県がトータル+300億円超の住民税収入増を確認。意外なのが沖縄が+17億円のみ。もう少しあると思ったが、やはり沖縄のお土産〜よりもここ沖縄では『実際に訪ねて体験を得たい』方が多いという証明だろう。サービス業、まだまだチャンスあり!

沖縄時事【7】最低賃金時給760円に上昇???

 中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会が24日、東京都内で開かれ、2018年度の地域別最低賃金の改定について全国平均の時給を26円引き上げ、874円とする目安をまとめた。02年度に時給で示す現在の方式となって以降、最大の引き上げとなった。沖縄は23円引き上げ760円。

毎度思うがこのニュースに騙されてはいけない。現在の沖縄、最低賃金が時給@737円であるが、仮に760円に上げたとしても週40時間✕4週間→働いたとして月収ベースで12万円ちょっと。これに社会保険が適用されると手取りで月10万円そこそこ。

今はもう、2018年である。経営者側にもいい加減にしろ!と言いたいし、この条件で働こうという側にも「騙されるな!」と言いたい。働く側よ、いま一度考え直して欲しい。高校生のバイトではないのだからもっと真剣に!

仮にどうしても手取りが10万円そこそこならば、企業に勤めず好き勝手やっても10万円なんて簡単に稼げることをお忘れなく。税理士だからいうのではないです。勤め人前提で考えるから難しくなるのです!!