「確定申告をしない、無申告で過ごすツワモノ」たちに会わない方法


新盆と旧盆に挟まれて、
なんだか仕事モードに集中できないここ数日。

ということでちょっと息抜きに!と車で2時間、
やんばる(沖縄県北部)は国頭(くにがみ)まで来ています。
一泊だけですけど。

沖縄は旧暦でお盆を行うため、
世間でいう(新暦)「お盆」には行事ごとがありません。
あぁ、観光客が多いな、と思うくらい。

なお今年の(旧暦)お盆は8月23日〜25日で
沖縄の各企業はお休みのところも多いです。
(漁業が盛んな糸満などでは26日もお盆行事があります)

さて、今年も8月台風が多いようですが、
そこは自称晴れ男のひふみ税理士!

お陰様で晴天に恵まれております。
明朝は運が良ければヤンバルクイナに会ってきます。

あ、「運」といえば大宜味村のlunchで訪ねたお蕎麦屋さん。
大盛況でして注文してから1時間もかかりました。

ザ・うちなータイム・・・
(沖縄時間、予定よりも遅れる、のんびりしている)
北部でのlunchはどうぞ時間に余裕をもって。

個人事業は確定申告をしなくても大丈夫だよね?

「え?僕にその質問するの?」

昔々、友人の友人(女性)から相談された事があります。

本日、やんばるをのんびりドライブしていたら
那覇ではあまり見かけなくなった個人商店が
沢山ありまして、ふと思い出しました。

□友人の友人(以下「彼女」と呼ぶ)

・わたしと同じ移住者夫婦。
・友人を交えた飲み会の席での出来事。
・わたしが税理士事務所に勤めていると知り、
突然尋ねてきた上記のセリフ(初対面)

まぁ、よくも聞けるなと。
これが税理士事務所に相談でやってきた、
というならば分かります(守秘義務もありますので)。

ところが初めて会う人間相手に、です。
よくぞカミングアウトできるもんだなと感心してしまいます。

お姉さん、

「こうやってベラベラしゃべっている方が見つかってしまいますげど?」

これだけは嫌味を込めてハッキリとお伝え致しました。

「でも自宅で〜だからバレないよ、それでも申告必要?」

お願いヤメテー

もうイヤ!

わたしに聞かないでっ(耳を塞ぐ)

それでも彼女は話し続けます。

・自宅で女性向けのサービス業を行っている。

・内地でそのサービス業で働いていた経験があるらしく「腕」は確か。

・バイトは他でちゃんとしている(パートで月収は8万円もないらしい)

・その職場の友人たちにサービスを提供していったら口コミで広がっていった。

・社会保険、年金はご主人の扶養。

・そのサービス業に屋号もなく、看板ない、SNS等でも一切告知せず。

・人づてに聞いた彼女の携帯番号(当時LINEなどはない)にかけ、お客はやりとり。

・月にこの副業で10〜20万円弱は稼げるらしい。(凄いなー)

そこまで彼女が一方的に喋ってきた。
う〜ん、確かに領収書も発行しないだろうし、
ネットにも一切出さないで自宅の一室で細々とやっていたら?

なんて感心してはいけません。

「いやいや、いつか見つかりますって」
優しく注意をしたつもりですが、

「なんで、どうやったらこれでバレるの?」
だから、こうやって喋っていたら誰か部外者にバレますって。

彼女はどうしたって「見つからない!」
そう頑なに思い込んでいる。
あぁ、面倒くさい。

さて、このようなお考えの方に会わない方法は?

税理士ですからもうこんなお考えの方に
出会ってしまったらお手上げです。

何を言っても無駄なようで。

この話、実際は一部加工しておりますが、
仕事場ではなくこのようなお酒の席で
似たような事案がもう1件ありました。

もうね、こんな質問をされると
(かつ、是正する気がない)
お酒も美味しくありません(涙)

以来、出来るだけ知らない人も来る「ただの飲み会」には
参加しないようにしています。(税理士登録してからは特に)

ただ、まだまだノミニケーションが盛んな沖縄県。
人付き合いも大切ですのできっぱりお断りする事が
出来ないことも多少あります。その線引は模索中。

以上が仕事場以外の件での出来事でしたが、
前職中も(事務所がサービス提供をしていた)

無料相談」では似たような案件が多々ありました。

こういう案件の特徴は、

・電話で問い合わせがくる、
・アポ無しで事務所へやってくる、
・メールで質問は来たことがない、
・有料個別相談会の時にこういう相談がない、

でしたのでよ〜く考える・・・

までもなく、
独立後は以下のように設定致しました。

・電話で問い合わせを受けない
・事務所を設けない
・(初回は)メールでのみ質問を受ける
・無料相談を受け付けない

この方法は、お客様、売上が増えない、
というデメリットもあります。
ですから「開業◯年で新規相談◯◯件突破!!」
などご立派な宣伝広告を打つことが出来ません。
虚偽になりますからね。

ですが「余分なストレスを抱えない」という
わたしにとってはそれ以上のメリットを受ける事が出来ます。

え?地味やな−って?

良いじゃないですか、ゆっくりいかせて頂きます。
独立した特権です。

どの道、このようなお客様が増えたって何も楽しく無いですから。

10人のお客様と惰性でお仕事を続けるくらいなら、
少数のお客様と深く、情熱をもってお仕事を進めたい。

ひふみ税理士事務所のモットーは、
「お客様と一緒に泣いて一緒に笑う!」です。