別府市、鉄輪温泉街にあるOtto e Sette Oita (オットエセッテ大分)
温泉街を歩き、一つ裏道に入ったところにある小洒落たレストラン
「地獄蒸しでイタリア料理」っていったい…
お店に入るまで想像もつきませんでしたが食べて感動
(撮影禁止ではないですが、こういうお店で写真撮るのは野暮ですわ)
地場の食材をたっぷり使い
塩糀をメインにいたってシンプルな味付け
そのため肉料理でもパスタでもペロリと頂くことが出来、
(普段、パンは食べませんがここのパンは食べることが出来ました、美味い)
地元、安心院(あじむ)でつくられた卑弥呼というワイン(特に白!)もピッタリ!
早速自分への土産として購入し沖縄へ持ち帰る
なぜ、古い温泉街にイタリアン?
と、ちょっと変わった(褒め言葉です!)お店ですが、
僕のようななんちゃってグルメの人間は行って後悔はしないお店。
(この手のお店、都内だとお値段は倍以上するでしょう)
外は湯けむり風景の中
静寂な雰囲気に包まれての地獄蒸しイタリアン
あぁ、温泉は入らなくてもまた行きたい・・・
(もちろん温泉も入りますけど)
次は冬でしょうか。
料金をシレッと値上げ→1.25倍になっても客足は変わらない
昨日のランチタイムに事件は起こりました。
僕が週に一回は通っているであろう北谷町、国道58号線沿いにある某ごはん屋さん
(お客でも友人でもありません。あくまで第3者の目線で)
ここのスンドゥブ(税込980円)が美味しくて毎回、カキをトッピング(税込200円)=お値段は合わせて税込1,180円
現金オンリーなのですがどうしても食べたく、そこは妥協しています。
ところが昨日、事件?は起こりました。
いつものようにオーダーをした後、テーブルの上にあったメモ書きらしきものを覗き込んでみると、
「料金改定のご案内」として
・いつも食べている980円のスンドゥブが→ディナー料金と統一し1,180円へ
・カキは変わらずでしたが(笑)
・最後の行にトドメの一発として「消費税を内税とさせて頂いておりましたが、7月1日以降は外税とさせて頂きます」との衝撃的メッセージ!!
※ 外税=税抜価格だけの表示は現時点では2021年3月31日までの特例です、一応。
まとめるとこうなった。
① いつものスンドゥブ→1180円(税抜)
② トッピング:カキ→200円(税抜)
③ (①+②)✕消費税・・・
④ ということで合計→1,490円(税込)に!
いつもの1,180円が1,490円へ!と26%!
310円もの値上げである。
特に具材も、器も、サービスも変わりなく。
よく全国チェーンの牛丼屋や弁当屋なんかが◯十円値下げしました!はたまた値上げしました!なんてのがニュースになっているがそれ以上の衝撃。これでは客足が・・・
と心配するのは実は沖縄県外にお住まいの皆様でありまして、
実はこの半年、僕の行く先々のごはん屋さんで値上げラッシュが続いており、客も慣れたもので、足を運ぶのをやめることなく通っているご様子。
ま、いままでがおかしかった(ご飯代も人件費も安過ぎた)んですね。
人件費を全国最低限に抑えてなんとか曲がり通っていたのが、先月オープンしたサンエーパルコ、明後日7月11日に上陸する沖縄セブンイレブンの影響で賃金が上がってきている(全国に近づいている)ので経営陣(と従業員)が悲鳴を上げた、というのが正解。
現に友人(顧客ではない)が勤める某ごはん屋さんでも数ヶ月前に全メニューをシレッと20%強も値上げしましたがクレームは殆どないどころか、客足が全く変わっていないという。そこもご飯が美味しく、リーズナブルだなぁとずっっと感じていました。
あれ?
いままで経営者も従業員も我慢してなんとかギリギリのラインで提供していたお値段ってなんだったのでしょう。
地域の皆様に美味しい〇〇をお求めやすいお値段で!
というような理念だったのでしょうか。
言葉は少し雑になりますがこんな綺麗事は大企業に言わせておけば良いのです。
サイトでの評価が怖い、という方は有名グルメサイトからの削除依頼をしておきましょう!といいたいところですが現時点では、値上げの口コミがあっただけでは削除依頼は厳しいです。たかだか1,000円前後でネット上で風評被害を受けることもある飲食業界。だからこそ普段から堂々としておけば良いのです。
常々、堂々まっとなサービス・料理を提供していれば人件費、原材料高騰などの理由で「いざ値上げ!」をしても大抵の客は誰も文句を言わずそのまま通い続けます。それに客単価を上げることによって理不尽なクレーマーも消えていきますし。
安く!
早く!
クレーマー対応(汗)
こちらは大企業にお任せするとして
零細、中小企業の飲食店は
ちゃんとした食材を使い
当たり前のサービスをして
従業員にもそれなりの報酬を支払い
堂々メニューの値付けをしていきましょう。
あ、これは鏡を見ながら自分(税理士業)にも言い聞かせております。