令和と聞いて『零』『0』を想像。何事もリセットされた自分を想定してみる。

見知らぬ土地へ行った場合

流行りのスポットにも寄りますが

わたしは昔に栄えていただろう市場も歩き、道草する

※ 写真は沖縄県本部(もとぶ)町の市場で実際に道草するひふみ税理士

「昔はきっと大勢の客で賑わっていたのだろうなぁ」

そこから事業を大きくされた方

やむなくお店を畳んでしまった方

シャッターが降りた店舗を見つけては過去を想像する

それぞれのお店の過去の温度も想像しながら

事業を大きくされた店舗は熱かっただろう

畳んでしまった店舗は寒かっただろうか…

そんな日から数日後の2019年4月1日、新元号が発表された。

「令和」

わたしは、なぜか冷たく感じてしまう

漢字や名前などを数値に置き換えるクセがあるので

令和と聞いてすぐに

令→零→0

和→輪→0

令和 = 0

と置き換えた

0×0はどうしても0でしかない

そのせいかどうしても明るく捉えることが出来ない

まぁいいや仕方がない

その代わりにこう考えてみることにした

令和=0

何事もリセットされる = 初期状態に戻る

0(ゼロ)になる

そう考えよう

良くも悪くも何事もリセット

・今まで積み立てていた貯金、保険、有価証券もリセット
・税理士資格も資格制度廃止でリセット
・人脈も途絶えてリセット
・家族も友人もみなリセット
・借金もリセット
・生活習慣病もリセット

文字通り何事もゼロからやり直すことになるとしよう

〜困るであろう人達〜

今までコツコツと頑張ってきた人間からすると甚だ迷惑な事だろう
明日からどうすれば良いのか、と

〜喜ぶであろう人達〜

今まで怠けていた人間からするとこんなに良い出来事はないだろう
明日からはひとつ、心を入れ替えてがんばろう、と

5年

10年

15年

そして月日は流れて令和20年

〜困るであろう人達〜はどうなったか

〜喜ぶであろう人達〜はどうなったか

想像してみよう
わたしはきっと同じ顔ぶれになっていると思う

今までコツコツと頑張ってきた人間は、
ゼロになってもまたそれからもコツコツと頑張り、結局同じところへ辿り着いただろう
いや、これまでの経験を踏まえそれまでの自分を乗り越え、更に昇り詰めているかもしれない

今まで怠けていた人間は、
一旦、負債がリセットされたあと、ここは天国かと勘違いしながら遊び呆け、気付けば同じ道を歩んでいるのではないだろうか

どうだろう?
コツコツとやってきた人間からすれば全てをリセットされたところで嘆いたり、怯える必要などないのではないか

「どうする?オマエの人生リセットしてみるか?」

こう聞かれたら一瞬、躊躇するでしょうがリセットされる人生も面白い

これから迎える”令和”時代、お互いに楽しく考え生きてみよう