騒動中、自宅兼事務所で仕事をして感じたこと
4月、5月、そして6月。
コロナ騒動の中でもお陰様で税理士稼業は順調です。感謝。
というか資金繰りのご相談、持続化給付金関係のお手伝いなどで2、3月の確定申告時期並に仕事をしていました。
2018年2月の開業以来「毎月旅行する!」をモットーに仕事・プライベートにメリハリをつけてきましたが、2月初旬の東京・熱海旅行以来、6月が終わる今日この日まで県外・海外に出ることなく大人しく過ごしておりました。(気分転換に県内ホテルはちょくちょく泊まりに)
その後遺症といってはなんですが、なんだか毎日(少しですが)仕事をしていました。従来であれば月に一週間弱旅行に出ていましたので「それまでに◯件分の決算を終えなければ!」という心地よいプレッシャーがあったのですがそれがなくなると…う〜ん反省。
で、仕事をしてはゆっくり各ジャンルの本を読み(マンガを多分に含む)漁り、自宅内で小走り(1㌔8分弱のペース)、500カロリー消費&1万歩だけは継続。(ちなみに我が家の下フロアはセカンドハウスで普段不在)その結果、体重は変わらず(笑)
というわけで自宅兼事務所で開業しているものですがら世間が騒ぐ「テレワークはこうした方が良い、あーだ、こーだ」、業界では職員が資料を紛失する、所長がなにもチェックせず税理士法違反だ!みたいなこととは無縁でした。いってしまえばずっとテレワーク?でした。
今後、ますます僕らのような士業は事務所なし、常勤スタッフなし、からのストレスなし、の方が効率よく働き、稼ぐことができるのではないでしょうか。(※ ずっと自宅にいるので面談で先方の事務所へ行く、どこかのセンスの良い喫茶店で会う、というのはとても重要な気分転換になります)
営業電話、メールが増えた
この期間中、やたらと営業メールが届きました。それもブログ・ホームペーシの問い合わせフォームから。
「突然のメール失礼します」から始まるアレ。でも宛名なんかは業者っぽくない個人名(しかも女性多し)、内容はネット広告を効率よく打ちませんか、マイニングデバイス購入しませんか的なもの。
それと会社経営者、お医者様に多くかかってくると聞く、悪名高き◯レサンスコーポレーションからも初めてきました。僕の確定申告資料がどこかの名簿屋に売られたのか(笑)
携帯番号から夜(21時前ごろ)にかかってくるものですから何か緊急か?と思わず出てみたらコレ。でも僕もコロナ禍で刺激がないわけですからウンウン聞いてしまうんですよね。「老後の資産をつくるため大阪のワンルームマンションを〜」と。で、一通り聞いたあと「あ、僕は沖縄で暮らしているので沖縄以外の不動産に興味ないです」ブチっと切ると、すぐさま「酒井先生!実はうち、沖縄にもありまして〜」と再度TELが。いやいやこの営業根性にはたまげました。さすがは山岸元社長が率いた会社です。
というわけで今頃だれもこんな営業トークで商品を購入しないでしょうし、このあと10年内に不動産、生命保険、広告代理店の営業マンという職種は絶滅するのではないでしょうか。MRも厳しいでしょうね。(年収高すぎでした…)それと名ばかり管理職のみなさんも。いつも役所に行くと思いますが最前線の窓口業務で頑張る臨時職員さんの後ろで居眠りしたり、ソリティアなんかを(やっていそうな)おっさん管理職さん達。この時期「公務員、夏のボーナス平均額」なんてニュースを聞くたびに感じます。定額の10万円給付、あれ控除したらええじゃないですか。
それと各種経済誌で年に一度は出てくる「将来消える職業特集」。
消える税理士?
嘘ついたらいけないよ、今回の給付金のゴタゴタみても分かるでしょ。
無くならないって。
というか食える職業の上位にくるでしょ。
特に学生の皆様、騙されないでください。
※ いま姪っ子二人が専門学校、商業高校でそれぞれ簿記を勉強しているので一部ポジショントークを含みますが。