色々イベントがありお花に囲まれる我が家。
鼻が曲がりそうなくらい甘〜い香りが。
・銀行に言えないんだよねぇ・・・
税理士業務をしていると大抵のお客様が銀行から
融資を受けている事がわかります。
しかも詳細に。
また面白い事にそれぞれ微妙に条件が違います。
ご存知の通り近年は「超」低金利時代に突入、
沖縄には鹿児島銀行も参入！ということで従来、
内地より感覚として0.5〜1％ほど高かった金利も
だいぶ下がってきております。
いま沖縄で借り入れをするならば、
・沖縄振興開発金融公庫(日本政策金融公庫ではない)
・琉球銀行
・沖縄銀行
・沖縄海邦銀行
・コザ信用金庫
・商工中金
・JA
・みずほ銀行
・鹿児島銀行
・農林中金、マリンバンクはごく少数、
・三菱UFJ(明日から「東京」が外れますね）は那覇に支社はありますが融資業務はやらず、開設する法人の多くは福岡支店に、三井住友は沖縄未進出。
守秘義務がありますので詳細は書けませんが、
同じような経営状況の法人でも金利差が１％以上
の場合もザラにあります。
そしてその差の理由の殆どは経営者様が銀行に
金利交渉をしているか否かのようです。
つい最近でも私からみたら非の打ち所もない
好業績の関与先様の融資金利(固定)が相場より
1.5％ほども高いのです。
直近の金利相場のお話をしても関与先様いわく
「銀行に言えないんだよねぇ」との事。
そちらは結構な借入額なので金利交渉次第で
社員一人分くらい変わってきます。
もちろん待っていても銀行から金利を下げましょうか？
なんて言ってきません。
公庫は厳しいですが民間銀行は
今なら一言、「言うか言わないか」なのです。
※前提として利益はちゃんと出していること！
銀行の立場もわかりますし私から積極的に勧める
事は致しかねますが皆様どこか優し過ぎます。
ここはひとつ担当税理士事務所をダシに使って、
銀行の担当者さんに、
「いやぁ決算が終わった時に税理士から金利が
ちょっと高いですね、他行なら◯％くらいが相
場ですよ、といわれたよー」
と、軽く振ってみて下さい。
それで動かぬ場合は是非、税理士さんに相談を。
もう一件は銀行担当者に提示された金利に不満が
あり支店長に直で掛け合ったところ簡単に0.5％
も下がったという事例もあります。
（超好業績ですが）
事例を通しておわかりかと思いますがやっぱり
税金をちゃんと納めて利益を出している会社は
強い、そして交渉も早い。出来ればそこに時間
と労力はかけたくないですからね。
参考までにひふみ税理士事務所の開業時、
通帳残高が減るのが嫌なのと(笑)
どのくらいの信用力かも知りたくて独立前から
顔見知りの担当者がいた某銀行に100万円を申
込んだところ提出書類はA4用紙で売上見込、
支出見込みの計2枚をお渡ししたところ翌日OK
条件は無担保無保証で3年1.5％(金利)でした。
金利はもうちょっと交渉しても良かったかと
思うこともありますが、まぁ額も少ないので
良しということにしています。
というわけで現在は少額借り入れの場合、
公庫だと結構時間をとられてしまうので
民間銀行も有りかと思います。
その分、しっかり営業に使いましょう！
【編集後記】
今朝はゆっくりと甲子園、大阪桐蔭戦をチェック。
根尾選手や藤原選手の落ち着き具合が半端ない。
ランナー返してもガッツポーズはおろかニコリともせず。
目標が高いのでしょうね。早くプロで観たい。
lunchは麺あがりでオロチョンつけ麺。