沖縄に郵送された税務署からの資料一式
北海道の知人より税務調査対応依頼あり
2018年の3月中旬
まだひふみ税理士♂が確定申告でテンパっていたころに北海道の知人から連絡が入る。
「うちに税務調査が入るのだが、
どうしたらいいだろうか」と。
その方、一人親方で小さな会社を経営。
聞くと消費税はなし。売り先もほぼ1社だけのシンプルな法人。
会計ソフトは弥生会計(インストール型)、
法人税の申告書は固定資産もないので別表を数枚作成し自己申告。
今まで税理士なし。
税務調査にあまり予算をかけたくないとの事。
わたしは閃いた!そしてこう告げた。
※本当は最後に聞いたのですが。
「ブログネタに上げても良いなら手伝おうか?」
ニヤリ(-ω☆)
※もちろん、固有名詞は出さないので!とも付け加えた。
返事は「Yes」
おし!こうなったら距離感のある税務調査。
面白そうな案件です。やったろうじゃありませんか!
調査官に私が対応する旨を伝える
ではでは、えーと担当が◯税務署の□さんね、っと。
ピ、ポ、パッ♪
ひふみ♂
「えー、△社の★社長より税務調査対応依頼を受けたひふみ税理士♂と申します〜」
から何気ない通常の電話内容へ。
も、
担当者→わたしの所在が沖縄と知ると、トーン下がる。
「えっ?沖縄 … ですか、はぁ」
ひふみ♂
「で、調査日ですが(先方指定の)両日は沖縄からそちらに伺う事が出来ないのですが、6月初旬に行く予定がありますのでその時で合わせて頂くことは出来ますか?」
3月中旬のTelで、先方の調査希望日は4月中旬の2日間でした。
わたしは丁度、6月2日〜6日に北海道旅行が入っていたのでこちらにぶつけてみようと思い提案しましたが、さすがにこれでは遅いと却下される。
※税務署の人事異動が毎年7月にあり、通常の税務調査は何がなんでも6月中に終わらせます。民間でいうと税務署の6月は決算月のような感じですね。
また、
担当者
「そもそも税務代理権限証書も出ておりませんので、
先に提出してからでないと電話対応も致しかねます」
なんて突き返されたうえ、確定申告のピークで忙しかった事も
あり知人には「ごめん、調査時には北海道に行けそうもない。
帳簿、何もないでしょ?ひとまず一人で対応してみては?いい経験だよ」
と伝え調査対応を断念する。
※「税務代理権限証書」とは下記のようなもの。税理士に申告書を作成してもらうと付いてきます。中身が面白くて税務調査が入る際の連絡は私(納税者本人)にはしないでくれ!」という旨の項目もあるのです。チェックを付ける付けないは選べます。
で、税務を知らない一人社長が調査対応すると・・・
調査は予定二日間でしたが、一日目で終了したそうです。
その一日目の夜、泣きの電話が入ります。
「5年分の調査になってしまったヨ!」汗
なんで??通常は3年分です。
で、疑義があれば5年、悪質であれば7年遡られます。
判断はあくまで税務署側基準です!
ん?そしてなんで5年になったのに一日で終わるの?
ふむふむ・・・。
おぉ・・・
そうか伝えていなかった。
現物(帳簿類)は渡すべからず!と。
ただ、社長もそれは分かっていたのでしたが、
でなければ調査官がコピーで何日かお邪魔しますけど?
との駆け引きがあったらしく、お持ち帰りさせたらしい。
たしかに事務所にそうそう居座られても、ねぇ汗。
というわけでここで上記の税務代理権限証書を作成し、
某税務署へ郵送、正式にこの税務調査の対応をさせて頂く事になる。
これが2018年4月中旬
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ひふみ女性税理士 〜嫁ブログの更新〜
-ひふみ税理士の近況-27
・朝は北谷のカフェで読書。旅行疲れもあったのでリフレッシュ。
北谷の朝はスタバ以外どこもガラガラなので何か集中するにはもってこい。
・lunchも外で済ませた後は事務所で資料作成→珍しくなった夕方からの定例訪問を1件。
・夜、Amazonから新ルーターが届く。最近、Wi-Fi接続機が増えたせいか現ルーターの調子が悪かったので。でも設定はこの後も色々と作業があるので止めておこう。