阿嘉島。
なぜか観光協会のパンフレットには載せていないサンゴが最高に美しいヒズシビーチ
(高城剛氏の「人生を変える南の島々」には載っていましたが)
阿嘉島は本当にシュノーケル天国の島。沖縄県の各離島で遊んできたわたしが断言します。隣接する渡嘉敷島、座間味島も素晴らしいのですが、阿嘉島が特にオススメ。
理由は、
・上記三つの島で一番小さいため短い時間で島内移動ができる。しかもチャリで。
・阿嘉島から更に離島の離島である「慶留間(げるま)島」、「外地(ふかじ)島」まで橋が架けられているためサイクリングも楽しめる。
※ 渡嘉敷島はアップダウンが激しいため中・上級者向け。座間味島は日帰りで行くには中途半端に大きい島なのでサイクリングをすると海に入る時間がなくなってしまう。
というわけでわたしは贅沢に一泊したのですが「そうは言っても時間もとれない」という方のために(このブログ読者の90%超が沖縄県外の方。もっと沖縄割合を高めたいのですが)、内地から行く「阿嘉島を楽しむ、1泊2日沖縄弾丸旅行」スケジュール案を勝手作成してみました。
来年夏以降(晴れていれば12月までなんとか遊べますが)、沖縄旅行の参考にして頂ければ。
なお前回の記事はこちら
2ヶ月前
前提条件→沖縄県外に住んでいる。(羽田空港より東側の空港からは1泊では難しい。)
船、飛行機、宿泊施設等の時間や料金は2018年10月14日現在のものとする。
実際、旅立つ前に再度確認して頂ければ。
「よし!沖縄(阿嘉島)へ行ってみるか!」
出来れば土日は避けたい(オンシーズンは船が常に満席)が1泊2日、スケジュールはなんとかなりそうだ。(プライベートビーチ感を是非味わってもらいたいので平日をオススメする)
真っ先にチェックするのは座間味村役場のHP、船の空席状況だ。なお1泊2日であるならば、阿嘉島行きの船は「クイーンざまみ」(高速船)一択!
次に、飛行機を予約します。
・「行き」は選び豊富。仕事を休めれば朝から行くも良し、仕事帰りに羽田空港へ向かうも良し。
・「帰り」は阿嘉島→那覇へのフェリーが港(泊港)着17:10なので、そこからタクシーで(1,500円もしない、通常で15分だが余裕をもって30分をみる)空港着が17:40。からの+1時間20分をみて、那覇発19時以降のフライトでOK。晩御飯は出来れば那覇空港以外をオススメする。
2ヶ月前、最後は宿だ。
一番のオススメは「かりゆしアーバンリゾート・ナハ」だ。何せ翌朝行くべき港はそのホテルが入っているビルの真下にあるからだ。これで前夜、那覇の街で遅くまで飲んでも大丈夫。寝坊さえしなければ・・・。もっとリーズナブルに!という方は近くにゲストハウスはわんさかある。
沖縄旅行→初日
仕事は午前で切り上げます。いや、午後も仕事は入れたフリをして直帰しちゃいます(あくまで架空の話)
一度自宅へ戻り、着替えて羽田空港へ向かう。
羽田空港へ着いたならば前祝い、まずは一杯ビールを飲み干す。
ANA477便、15:45発に乗れば沖縄着は18:20。タクシーで1,000円ちょっとなので時間を買おう、そのままホテルへチェックイン。19時頃だ。
そこから更にタクシーで1,000円もせずに行けるという「栄町(さかえまち)」へ行く。国際通りなんていったらダメ、と沖縄の友人が言っていたな。
予算は3,000円で充分に飲み、食べ、ディープな沖縄を味わう。(「栄町」好き嫌いはあります)
夜中に宿へ戻り、目覚ましをセットして眠るだけ。
8:30→離島へ渡るため泊(とまり)港へ
眠い。少し吐き気も。
昨夜は隣の席のグループと盛り上がり少しばかり泡盛を飲み過ぎてしまう。
せっかくアーバンの朝食付きを予約したのにてんで食べる気力もないし、食べる時間もない。(あぁこれなら食事なしのプランにしておけば良かった・・・)
慌てて水着に着替えてその上に軽くゆったりした服を。
8時30分、ギリギリで泊港へ(というかホテルのエレベーターに乗り一階へ)
あった、あった切符売り場。
しっかしネットで乗船者の名前、年齢を書き込んだのに、もう一回手書きしないといけないって。これだけはなんとからならんもんかね。
窓口では環境目的税だけ(100円)現金で支払い、高速船の往復代(ひとり5,970円)はカード払い。
よっしゃ、船に乗るぞ−と思いきや、そこから高速船乗り場まで屋外を歩くこと10分弱・・・遠いって。晴れてりゃアツい、雨が降っていればフェリーに乗り込むときにはずぶ濡れ。なんとかなりませんかね。(なお、鈍行のフェリー乗り場はなぜか切符売場のド真ん前)
9:00→フェリー出発→10:10阿嘉島着
とまぁ文句を言っても始まらない。
なんとか無事フェリーに乗り9時出発。
朝一のこの船は途中、座間味港を経由する。
窓から眺める景色は座間味も自然が豊富で素晴らしい。間違って降りないようにしなければ。
10:10、そして目的の阿嘉港へとうちゃーく。
10:30→レンタサイクルをGet
港から徒歩5分圏内、いたるところにレンタサイクル屋あり。
といっても台数が少ないのでフェリーは早めに降りて先走りしてGetするのがコツ。最悪なのは何名かグループで行ったのに1台足りない・・・なんて悲劇だけは避けたい。
料金は時間制もあるが最終の高速船で帰るならば一日コース、どこも1,000円だ。(しかしこの商売美味しいな。わたしもやろうか)
港前には映画「マリリンに逢いたい」で登場したシロ(隣の座間味島に住む、恋犬マリリンに逢うため海を渡ったという実話)の銅像があるが、記念撮影が帰路に撮ろう。マジでチャリンコが無くなる。
なお阿嘉島の道路はどこも狭い。が、車はやたらとスピードを出すので気をつけよう。もっとゆっくりいこうぜよ。
10:45→ニシバマビーチ到着
一般社団法人座間味村観光協会様が作成したMAPだ。
一番有名なニシバマビーチ(漢字で書くと「北浜ビーチ」なのでやっかいやで汗)
港からレンタサイクルでわずか5分!
少し上り坂だが大丈夫。
今回の同行メンバー、最高年齢74歳(女性)でしたが彼女もちゃんとチャリンコ乗れました(これ実話)
さぁ、まもなくビーチ到着。
目の前に海の家がありますので太陽で「焦げない」ようちゃんとパラソルだけは借りておきましょう。店のお兄さんもイケメン、親切です。
気持ちよく1,500円を支払います・・・
海の家からチャリンコで5秒、
ついにニシバマビーチの入り口が!!
最高のブルーだ!!!
さっそく砂浜まで駆け下ります。
立派な階段があります。
よしよし、さすが国立公園。
って、あれ?
んん??
おっ?
なんじゃこりゃー!
自由に使っていいのか?
有料?
無料なのか??
近寄ってみよう。
はい、「無料で良いそうです。」と
先に座っていたお姉さんが言う。
これ、バッチリ日除け出来るじゃーーん。
やってもうたー!
パラソル不要〜〜!!涙
が、時すでに遅し。
あの海の家の兄ちゃんめ、
貸し出す時にきっと「ま、ほんとうは必要ないけどねフフフ」って思ってたはずや!
と人のせいにするのは止めておきましょう。
ちゃんと施設を確認しなかった我々が悪い。
※後日調べてみるとこのデッキ、2018年7月24日に完成したばかりとのこと。
ま、焼きたい友人はガッツリ焼いていました。
平日で空いててこんなに綺麗なのだ。
ゆっくりシュノーケルを楽しむとしよう。
次回後編へ続く!