沖縄税理士会の会報。
ただでさえ狭い沖縄県の税理士業界。
顔写真、詳細データ付きで新規登録した税理士の皆様が掲載されます。(これ、止めて欲しいんだけどなぁ)
わたしも「酒井」という名字(移住者)ですが会報に載る新規登録者の名字を眺めていても内地から移住されてくる方が年々多くなってきている事が分かります。
ひっそり楽しく働ける「地方税理士」の良さ、見つかってしまったようですね。
優秀な税理士事務所職員ほど試験に合格しない?
わたしもかれこれ10回以上、税理士試験に落ち続けました。だから優秀・・・なわけがなく、わたしはただ単純にサボっていただけ。(理論が大の苦手)
以前、独立したばかりの頃にはこんな自虐ネタも書いています。
この夏、前職場で10年ほど一緒に働いた仲間(優秀な先輩)がめでたく税理士登録を済ませました。前職場ではなかなか試験に合格(勉強する時間がなく)することが出来ず、環境を変え大学院に通ったうえでの登録です。いまは別の税理士事務所、素晴らしいBOSSの元で修行をされております。
この業界では「院免除」なんて呼んだりします。
先に申し上げておきますがこの先輩、わたしなんぞよりとても優秀。
知識、経験、度胸がある方でとてもかないません。お酒も。
で、そんな方ですからどんどん仕事が入ってきてしまう。(法人、個人事業、そして相続もこなせる)「お金」と「仕事」というものは寂しがりやで賑やかな方に集まってくるのです。
そしていつ頃からでしょうか当該先輩も試験勉強をやったり、やらなくなったり。本当に素晴らしい方なので税理士になれないのが勿体無い!ずっとそう思っていたころに先輩が環境を変え(先に退職)、大学院に通い、今回の税理士登録をされます。今後は良き仲間、ライバルとして沖縄税理士業界を盛り上げていければな、と。
今後は「税理士試験」というものをもっと簡単に、合格者も年間1,000人前後といわずどんどん増やしていくべき。そして税理士免許の更新制も導入へ!
自動車免許のように判断が鈍って(年齢及び不勉強などで)から申告書を作ったり相談したりすのは事故の元です。
(もうお一人、税理士勉強をする時間がない『超』優秀な方が前職場に残っているんですよね。。。早くなんらかの方法で登録することを夫婦共々願っております。目標を「あい、まい」にせずに!)
夏に試験を終え、12月官報待ちのみなさまへ(特にお勤めの方)
もしも、
もしもですよ、
税理士試験の結果がサクラチル・・・だった場合。
その場合にはお金はかかりますが「大学院」も選択肢のひとつに入れてみては如何でしょうか。
結局、登録要件を満たさないことにはアナタが人生の主役である「税理士」が始まりません。勿論、独立も出来ません。たとえ独立する気がなくてもBOSSに万が一(不慮の事故、免許剥奪など)があった場合の保険としてもやはり登録しておきたいものです。
「試験に受からなきゃ」なんてプライドは脱ぎ捨ててしまいましょう。わたしたちのお客様はこちらがどうやって税理士登録したのか?なんて何の興味もありません。何をしてくれるのか?が重要です。
-ひふみ税理士が十数年前、受験中の自分に読ませたい記事はこちら-
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