税理士の過疎化が進む?人口増加中の沖縄県で税理士試験の受験者が激減!

旬の時期に地場で頂く夕張メロン
発送して我が家でゆっくり・・・なんて考えはありません。
待てません!直売所でそのまま食べます(笑)

店主いわく、上物ばかりを食べていると人間ダメになるとか。

美味しすぎて他のメロンが食べれなくなる(少々高いので金がなくなる)、
仕事も手に付かない美味さ・・・ホントかもしれません。

過疎化の進む夕張(ゆうばり)

2019年4月1日

開通から127年!
夕張駅を通るひとつの地方路線が廃線。

夕張駅から徒歩圏にある、というか僕らが泊まったホテルから歩いていける唯一の居酒屋に貼ってあったポスターには、この廃線について悲しむメーテルもいました。

その、唯一の居酒屋は地元客で満席。(相当繁盛しています)
何組かの地元の常連さん?からも優しいお声がけなどあり、夕張市民の優しさを感じることが出来ました。お値段もリーズナブルでどれも美味。

繁華街で消耗戦するくらいならここで開いてみても面白いと思うんですけどね。
なにせ雪が・・・。
(現在はコンパクトシティ計画といって居住エリアが制限されています)

そんな夕張市の人口推移ですが、

昭和35年、116,000人をピークに

令和元年、人口は約8,000人まで減少。

60年の時を経て人口はここまで減少するのです。
夕張は炭鉱の街で、

夕張 苦うばり 坂ばかり ドカンとくれば◯◯ばかり

なんて暗い歌も実際にありますが、それでもこの過疎化っぷりは日本でもなかなかありません。

いま人口は8,000人とはいいますが、住民の過半数はご高齢。
あまり外には出ないようで市内中心街、連休のお昼でもこのような感じで人の気配が一切ありません。

とても8,000人も暮らしているとは思えず。
肌感覚として800人が良いところでしょうか。

ここで様々な改革を打ち出した僕よりも若い夕張市長、いや市長はいまや北海道知事に。(ニトリの会長が彼を応援していますね)

わたしが数年おきに夕張に訪れる理由・・・

それは過去に無謀な税金のばら撒き事業、無駄に高かった地方公務員への給料支払などのツケで日本で初めて財政破綻した地方公共団体だから。行く末をこの目で確かめるためです。

だってこれがそう遠くない日本の将来そのものですから。

千歳空港から車で1時間弱
いつもと違う北海道旅行に夕張ドライブは如何でしょうか。
ホテルも温泉もありますよ。
(で、翌日はここ夕張から富良野まで2時間で行けます)

過疎化の進む(減少していく)沖縄県の税理士受験者数

で、今回はなんの話だったか・・・
そうそう税理士試験の申込み受験者数。

今回発表された数値があまりにも衝撃的でしたので。

(こちらが国税庁から発表されたもの)

うんうん、人気のない税理士試験
順調に減っているよね、うんうん。

おー、北海道、減っているね。
東京でも3%超の減少かぁ、

で、沖縄は・・・と、

あ、あれ?

前年比86%

ブッチギリで最下位じゃん!(悲)

えーと、
人口は日本の中では東京と並び、
唯一増加しているのが沖縄なんですけど。

さっそく気になり統計をみてみるとこのような推移

〜税理士試験受験申込者数(沖縄県)〜

第64回(2014年度) 361名
第65回(2015年度) 385名
第66回(2016年度) 396名
第67回(2017年度) 394名
第68回(2018年度) 386名
第69回(2019年度) 332名

2014年度も少なくそれから2年は緩やかな上昇、からの3年連続減少

にしても今年の減少率がひどい。
グラフを作成してみるとこの下がりよう・・・

何があったのか。

・たまたま偶然

・2018年の合格者数が過去最低(=672人。2017年は795人なので合格者数も16%ほど減少)で、難しいから諦めた

・ホリエモンや一部のインフルエンサー達が「好きなことだけをやろう」「嫌いなことはやらなくてよい」というフワフワした風潮に乗ってしまった(彼らはああいうが、彼らも始まりは圧倒的努力をしていることを知っているのだろうか)

・沖縄県の賃金相場がそこそこ上がって来たので税理士業界でなくても良い

・大学院へのシフトチェンジ

・そして何より「税理士」に魅力がない

と、キリがない。
これ以上、考察するのはやめておこう。

人気のない国家資格、本当のところは・・・

わたしは税理士会で広報も何もやっていないのでこのブログでしか伝えることは出来ないが「沖縄で税理士という職業を選ぶ」ということについて、こんなに明るい道はなかなかないと自負している。

・同業が少ない

・若手が特に少ない

・同業が少ないのに移住者が多く開(廃)業率が高い=仕事が多い

・不動産が高いので相続案件多い=相続税申告率高い

・沖縄に限ったことではないが他士業に比べ電子、ネットで済ませる仕事が多い=移動の手間暇減る、自宅開業容易

・開業費用を安く抑えることが出来る(自宅があれば今なら初期投資50万円もしないで可能)
・人を雇わず一人でできる

・一人でやるからリストラに怯えることもない

・顧客を選ぶことができる

いま税理士として様々な業種の顧問先様とお付き合いしているが、こんな業種はなかなかない。稼げるお医者様だって開業時には莫大な借金が必要だ。

デメリットは自分がずっと現場に居続けないといけないのだが。それと試験が確かに難しい(が、根気があれば才能は関係なし)

もっと税理士という職業をアピールしても良いと感じるのですがライバルを増やしたくないのか、この辺りのところはなんかベールに包まれた感あり。(アピールがうるさすぎても怪しいですけど。自衛官募集!コンビニ、コールセンターバイト募集!とか)

とにかく必要なのは「税理士試験合格」(か大学院で免除など)
人気がなくとも「税理士」
他人とは違った道も考えてみましょう。

投資の世界の格言では、

人の行く 裏に道あり 花の山

を税理士試験受験者向けにいうと、

人気のない 試験の裏に 金の山

(表現が露骨でスミマセン)

では!

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-ひふみ税理士の近況-

・本日から伊平屋島というところでシュノーケル予定も台風接近で中止に。こんな日もあります。

・2020年4月、那覇出発のコスタネオロマンチカでのクルーズ船を申込み。那覇→宮古島→台湾→那覇の3泊4日。初心者にはちょうどよい日程かなと。料金もリーズナブルです!興味のある方、一緒に行きましょう(笑)