人がいない!目の前にいるあの人は何の仕事をしているの?


今朝は7時から北中城村のMOTHER COFFEEでまったり

・社員、バイトを募集しても誰も来ない

いつからでしょうか税理士として顧問先様に訪問すると、相談事項が税金や資金繰りの悩みから「人(スタッフ)」へと変わってきております。

振り返ってみると、

① 2011年震災後→働き方の意識が変わる(ワークライフバランスなんて言葉が)

② 2015年沖縄ライカム完成→沖縄中部エリアの時給が50円〜100円以上up

③ 外国人観光客の増加→宿泊施設の増加→観光業界の人口増加

以上のような理由から本当にどの顧問先様も「人がいない(来ない)」と嘆いております。
しかし②時給の増加は、やっと内地に近づいたというだけで今までが低すぎだったと思います。求人誌をみていても東京の7割前後といった感じでまだまだ上げる必要があると思います。

そして震災後、特に若い方が一通り仕事を覚える前にすぐに辞めるようになったかと。

本当に勿体無い。

私も前職場で何人も若い方をみてきましたが、
(私達先輩の接し方にも問題があったのかもしれませんが)
本当にすぐ辞めてしまう。

次の職場、いや将来は大丈夫だろうか?と心配になります。

今は飲食店の顧問先様も多いのですが、

お洒落なバリスタだとすぐに人がやってくるが、

キッチンではなかなか集まらないとの声。

(キッチンはどうしてもランチ、ディナーとピークが来ること、キッチン内は暑くてたまらない、そして直接お客と接する事が少なくなかなか認めてもらえない、などの理由で敬遠されるそうです。中には土日は休ませ欲しい!と正直に言ってくる子も。いやはや)

・うちに来ないでどこで働いているの?

私も10年以上前に沖縄移住したときは少しだけお世話になりましたがコールセンターに多くの人が集まっております。

大手企業の子会社が殆どなのですが(東京より人件費が安く済むので自然の流れです)

時給が沖縄の中では高めの1,000円前後、
社会保険完備、
残業なくきっちり就業時間が守られる、
Wワークが認められる、
立地が良い、駐車場付きの職場、
クーラー完備(笑)、
社内の人間関係が割りと希薄(上司が内地の方が多いので)、
が人気の理由です。

ここで慣れてしまうと濃ゆ〜い人間関係の沖縄中小企業には振り向かないようです。

いまは会社玄関の一番手前に社長専用駐車場なんて設けたらダメですよ!優秀な方はそこで判断してその会社を避けてしまいます。

私もひよっ子ながら経営者。

今のところひふみ税理士事務所に拡大傾向はありませんが、若い世代の方に振り向いてもらえるにはどうしたら良いか?顧問先様と一緒に考えていきたいと思います。

♦余談ですがここ数年、沖縄年金事務所の社保未加入企業への取締りが大変厳しくなったこともあり社労士ニーズが高まってきております。(顧問料も高くなってきてますね)

そして肌感覚としてはまだまだニーズがありますのでこれからは税理士も良いですが、社労士稼業も狙い目だと思います。

【編集後記】
昨日は昼前から確定申告の資料回収を2件。例年より遅れ気味。
来年の確定申告に向けて対策は打っておりここまで忙しいのは人生で最後になるはず。
lunchはプラザハウスのクリシュナでインドカレー。
夜は明日以降のスタミナをつけるために北谷龍(ドラゴン)で焼肉を頂く。