沖縄の新築マンション事情、2018年秋に潮目の変化を感じる。


昨日は午後一、夕方、そして夜の会食までたまたま不動産業の方との面談等が続く。一体、わたしの本職は何かな?と帰りの代行の中でふと考えてみたり。

そこでは旬の様々な情報をお聞きする中でどうもこの沖縄不動産バルブも終わりに近いな、と。そう感じずにはいられませんでした。

沖縄、マンション販売の連勝(完売)記録もストップ!

『沖縄不動産バブルにもそろそろ終わりが見えてきた』
なんて眠る前にも考えていたら、今朝偶然こんなチラシをみつける。

お分かりになるだろうか。
小さな文字で『再登録申込住戸』と書かれている。いまの沖縄では珍しい。

というかここ7、8年は新築マンションは完成前に完売、または売れ残っても数戸だけというのが相場。

その中でチラシの某マンションが完成後数ヶ月経過し約4割が売れ残っているという異常事態発生中。

わたしは新築マンションオタクでチラシが入るとマンションの概要(定期借地のマンションは絶対買ってはいけない。)各部屋の坪単価、管理費等をチェックするのですが、当該物件は売出しの頃から注目していました。(完売するのは長い時間必要だろうと)

① 販売戸数が多い!那覇市以外でまさかの100戸超え!
② 高級リゾートマンションを謳っておきながら半数以上の住戸から海が見えない(沖縄ではここ重要!)
③ 高級リゾートマンションなのに入り口横に某ハンバーガーチェーン店が(これニオイ相当キツイです。ファンには嬉しいか・・・)
④ そして高い!(値下げ前の一番安い住戸で、全ての部屋から海が見える我が家より高かった・・・)

ということでワタシのような素人でもなんでこの場所でこのコンセプト?と首を傾げてしまうのですが(デベロッパーが内地の大手業者なので本来は優しいわたしも辛口で書いています)、この某業者がその前に沖縄で販売したリゾートマンション(そちらは那覇空港から近く、海が目の前!)が絶好調だったので勢いもあったのでしょう・・・

以上、
今回は戦略ミスもありましたがそれでも4割も売れ残りとは驚き。

それと時期を同じくして那覇市内の不動産価格が通常の事業、住居目的では到底手の出ない値段まで急速に膨れ上がったことからいたる所で動きが止まり不動産仲介業者(特に売買専門)は売買が成立せずお手上げ状態に入っています。

税理士業界でもここ数年、不動産売却(転売?)益の確定申告フィーバーが続いておりましたが(同時に、法人の場合はわたしは利用しませんがFPGの節税商品を売りつけるのも流行していました)次の2019年3月期の確定申告でこのご祝儀相場は終わりでしょう。

儲けた皆様の申告書を作成し、お会いするのはこちらも楽しいもので出来れば続いてくれれば嬉しいことですが。

そうはいってもバブル崩壊の予兆を感じたので(特に)個人で投資用不動産の売却損がでた場合には節税出来ないケースが多いことを次の確定申告面談時で説明していきます。

まぁ景気が良いときにそんな話しても誰も聞いてくれなさそうですけど。

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こんにちは!沖縄県宜野湾市のひふみ税理士事務所、女性税理士の大城です🌻   巷では、freeeやマネーフォワードといったクラウド会計が人気ですね。 ネットバンキングと連動していたり自動仕訳を行ったりと簿記の知識がない方にも 使いや

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