不良税理士事務所かな?と思ったら税理士専門官へご相談を。


年に一度、各税理士事務所に配付される「沖縄国税事務所職員録」

そこには沖縄国税事務所から各税務署に至るまで各署に配属される職員の役職名(序列)、氏名、各部署の電話番号まで記載があります。

といっても普段は見ることは殆どなく以前の税務調査でバチバチ戦ったあの担当者はどこへ異動したかなぁと眺めることくらい。

そんなとある日。

ある事件が起き、久しぶりにこの冊子を手にすることになる。(仮)

税理士と入力代行の契約を交わしたのに資料を取りに来ない、カネは引き落とされる

ここから先は仮にあったお話としておきましょう。仮です。

ひふみ税理士は以前、沖縄で飲食業を営んでいたこと、顧問先に友人でもありその業界では有名な先駆者がいるため、飲食業をはじめとするあらゆるサービス業を営む友人、知人がそこそこいます。

が、当事務所では入力代行を行っていないため、顧問のご依頼があっても「入力代行までお願い!」という方は残念ながらお断りしている現状です。(全国同様でしょうが「入力代行」のニーズは沖縄でも相当高く、業界では有名な久保憂希也氏も沖縄で記帳代行の法人を設立されております)

とはいっても狭い沖縄(の更に狭い宜野湾市、北谷町周辺)の街で食べ飲み歩いていれば一度はお断りした経営者仲間と席を一緒にすることも時々あります。仮ですが。

そして過ぎたとある日の出来事。

友人から『どうしても困っていて、いまにも泣き出しそうな仲間がいるので相談に乗って欲しい』との連絡が入る。仮ですが。

その概要は以下の通りである。


① 税理士事務所(税理士とは会っていない)の担当者と入力代行の契約書を交わしたのが約10ヶ月前

② 最初の数カ月はたしかに担当者が資料を取りに来ていた

③ その経営者は初めての法人運営、経営の知識が無いにも関わらず何も説明がない

④ 給与から預かった所得税をどうして良いか分からない(納付書が書けない)

⑤ 「青色申告か」と質問すると→「分からない」

⑥ やがて半年後、担当者が資料を取りにこないでの事務所に電話をかけると「不在で出ている」→その後、いくら待てど折り返し連絡なし

⑦ ⑥のやりとりが2ヶ月続く→相変わらず折り返し連絡なし→顧問料の引き落としは続く

⑧ 知人から紹介され税理士会へ相談にいく。(ここではブログに書けない衝撃の事実が!セミナーでお伝えできれば)→結果、改善されなかった

⑨ 相変わらず連絡がないので→口座引き落としだけは止める

⑩ 友人を通して→わたしへ相談


正直いって普通ではありえないお話。
まぁ、あくまで仮ですが。

そんな時は110番、ならぬ「税理士専門官」へ通報しよう!

とんでもない税理士事務所にあたってしまったな、というのが最初の感想。

こちらでなんとかしようにも、まず資料がない。
じゃあ資料を取り返しにいくか?
勿論、その税理士事務所に乗り込んでいって
取り返しても良いのですが、これじゃダメ。

返されて「ゴメンね」(すら言うか分かりませんが)で終わりになってしまう。
決算間際で全部返されても受けてくれる税理士事務所もない。
若しくはえらい高い金額を請求されるのがオチ。
最近では税務調査対応の着手金が100万円という事務所もあるみたいで。

そこはもう顔を合わせるのが嫌なところをグッと我慢して
その怠慢税理士事務所に責任をとって処理をしてもらう。
(契約書があったのが救いです。口約束だけの場合は損害賠償が厳しいケースもあります)

ちゃんと契約書もあるなかで懲戒処分の対象になりうる行為、
簡単な言葉でいうと

① 業務怠慢

② 使用人に対する監督義務違反

こちらに該当します。
ここまで酷く、税理士会へ駆け込んでも諸事情で解決しない(地方の大御所の税理士だと・・・ねぇ)、この場合は一番手っ取り早いのが税理士110番、ならぬ「税理士専門官」への通報です。

この専門官は各税務署には配属されておらずその上部組織である国税局(沖縄は国税事務所という名称)に配属されています。

沖縄の場合、最近特にお行儀が悪いようでこの夏からは常勤1名が→2名へ増員されたくらい。
わたしも独立前に色々なものを見聞きしてきましたのでこの「税理士調査官」の恐ろしさを知っております。

そう、税理士が一番ビビるのがこの調査官。

今回のお話に出てきた怠慢税理士事務所にあたってしまった経営者が、

沖縄国税事務所
098−867−3601
平日8:30〜17:00

上記の国税事務所に駆け込んだのかどうかは分かりかねますが(仮の話ですし)
職員が適当にあしらい、上司(税理士)に報告しない、というのは全国どこにでもある話です。

どうぞお心あたりのある税理士事務所様は充分にお気をつけ下さいませ。
(そして税理士業界の評判を落とさないで下さい!)

やっぱり、税理士が直接担当する、

ひとり(ふうふ)税理士、小さな税理士事務所が良いなと感じた今日この頃。