自ら消耗戦に突入しない、銀行へ行かない。競争社会に勝ち抜くのではなく戦わずして勝つ、せめて引き分ける。

沖縄県北谷町のデポアイランド

今日4月25日、沖縄の最高気温は29度と暑いです。

そして暑くなる、夏が近づくにつれ本土からの来客も多くなり、先日も一緒に県内ドライブをしたり。今日は朝一で税理士業務を終わらせ6月に来沖する友人たちとの3泊4日県内旅行ツアーの企画書をつくっていました(笑)

自称旅行好きですが、実はこの企画を練る段階が一番楽しい。(実際、行かずにボツになった企画が山程あります。直近ではシンガポール、上海etc…)

なぜ自ら消耗戦に突入するのか

先日、友人が沖縄へ遊びに来たので一緒に北谷町のデポアイランド内を歩きました。(人混みが苦手なので最近は足が遠のいています)

数ヶ月前にはなかったお店がオープンしていたりと客の一人としてはとても楽しい街なのですが、商売をされている方は果たしてどうなのでしょうか。

・似たような雑貨店が並ぶ
・似たような飲食店が並ぶ

全く同じ業態が並ばぬよう配慮はされていますが、それでもわたしには”似たような”お店にみえてしまう。(これは大型ショッピングセンターも同様)

この場合”似たような”商品であればどうしても価格の安い方へ…となるでしょう。

後は”人”だと思いますが店舗内にオーナーが自ら入り、接客等をすればまた”熱”も違うのでしょうがアルバイトが対応する場合、そこはやはり似たり寄ったりに(中にはとても素晴らしい対応をしている方もいます!)

もちろん経営戦略は十人十色。
多少の利益が出るならば多店舗展開なんてのもアリです。

ただ、わたしには出来ない。モットーが”戦わずして勝つ(稼ぐ)、か引き分ける(損をなるべく出さない)”ですから。

上記ケースの場合

・まず売り上げをあげるため他のテナントと勝負をしなければいけません(値引きも?)
・スタッフを集めるためにも同じく他のテナントと勝負をします(給料の値上げも?)

わたしはこれを考えただけで疲れてしまう、利益が減るじゃんか!と。

このような悩みに貴重な時間を使うよりも
もっと”個性を磨く、差別化する”時間を創りたい。

投資の世界にも

人の行く 裏に道あり 花の山

なんて格言がありますが皆と同じことをやっていては経済的に成功することは難しいでしょう。

※ このGWは3回に分け、それぞれ人気のないスポットばかり出掛けてきます(笑)

銀行へ行ってはいけない

「五十日(ごとおび=毎月5日、10日、15日・・・)はいつも混むんだよね」

儲かっていない方から良く聞くセリフだ。

この後も空前の大型連休がやってきます。
旧態依然の銀行窓口業務は大変混み合うことが予想される。

それをわかっていながら2019年4月25・26日、5月7日なんかに銀行へ行ってはいけない。稼げない方の典型的パターン。こんなところで同業他社と”競争”して並んで待っていてはいけない。

いや、日付に関係なく融資の相談でもない限りリアル店舗へ行く必要はないはずだ。

経理の方には耳が痛いと思うが「銀行へ行ってきます!」というのは「サボりにいってきます!」と同語。(日銭を入金しなければいけないという業種を除く、これは現状仕方がない…)

細かい作業を行わない社長は知らないのかもしれないが、いまはネットで全てが完結する。うちの信用金庫はインターネットバンキングが出来ない?んな馬鹿な。そんな金融機関はさっさと口座を閉鎖すればよい。(実際あるのか?)

以前、ネットバンクの基本料(月額2,160円)が勿体無いから利用しない、という経営者に出会ったことがあるがまるで数字の計算が出来ていない。(それでいて低迷しながらも会社が継続するという不思議)このおかげで人件費がいくら浮くのか計算すると一目瞭然。

こんなところで同業他社と同じことをしてはいけない。

と、書いているときに自身の口座をいつもネットで確認しているため長い間、記帳していないことに気づく(笑)

引き分け、も考える。

”戦わずして勝つ”なんて格好いいことを書いてみましたがそれでも疲れる、そんなこともあります。その時は”引き分けでも良い”と考えるとより気が楽になります。

最近のわたしのケースでいうと”県外でのセミナー開催”でしょうか。

こちらは沖縄から嫁税理士と二人分の旅費が発生します。(会場代は安いもの)ひふみ税理士事務所にとっての新規事業”話す仕事”、ですから当初から黒字を想定していません。

それが「県外セミナーで最初からバリバリ稼ぐぞ!」なんて目標になるとこれまた疲れるでしょう。「あのセミナー参加者が少ない、いない、トホホ・・・」なんて感じで。

お陰様で6月の大阪セミナー、東京セミナーともお申し込みをして頂いた方がいるので現在のところ”引き分け”でしょうか。いや、セミナー開催をするだけでなく、大阪・東京のいまを見学することが出来るので”引き分け以上”かもしれません。まだ”戦わずして勝つ”とは言えませんがこれで良いのです、今年は

以上、最初から”戦わずして勝つ”が出来れば苦労しませんが初め、始めは”引き分け”狙いから入ると気楽に挑戦できます。

近くても良いので人と違うところへ行く
小さなことでも良いので人と違うことをする

まずはちょっと動くこと、動いたら最低”引き分け”!そう考えましょう。

動かなければ・・・

行動あるのみです。

-ひふみ税理士の近況-

・dマガジンでGOETHE(ゲーテ)の最新号を。ホリエモン特集、おもしろです。
・4月30日のMOMO3号発射が待ち遠しい。スポンサーは”ひふみ”投信なり。