右肩上がりに写した橋。
かたや、
右肩下がりに写した橋。
※ この写真、撮影大変でした汗
この2つの写真をみてどちらが良いかピン!
と、来たアナタは商売のセンスあり、です。
右肩下がりにメニューを書いたら・・・
ぼくがまだ16歳のころ。
アルバイト先の小料理屋にて事件は起こった。
いつも暖簾をかける直前の時間帯に
大将が筆でその日のおすすめメニューを書いていた。
・〆鯖・・・800円
・八角の刺し身・・・2,000円
・キンキ焼き・・・1,800円
・サロマ湖産の生牡蠣・・・1ケ480円
・三陸産赤ホヤの塩辛・・・380円
(う〜ん美味しそう!日本酒熱燗で!いや、白ワインでも良さそうだ♪)
※ 色々な飲食店で働いた経験がありますがこのホヤと、沖縄ではフルーツパパイヤを初めて調理したときに、あまりにもニオイが強烈でてっきり腐っているものと勘違いし廃棄した経験があります。今となっては笑い話ですが。
そんなある日。
「モトイ、たまには書いてみるか!?」
(いやいや大将、自分、一回も書いたことないですけど・・・)
と思いつつも、
「おっ!いいんですか!やらせて下さい!!」
とキレイな文字で書き書き・・・。
ふむ。
我ながらよく書けたメニューだ。うん。
「大将!書けました!」
すると・・・ん?
【クシャクシャ・・・】からのポイっ!
え”〜?なんでぇ〜?
あまりにも酷い仕打ち(涙)
すると大将が笑いながら、
「右肩下がりで文字書いてんじゃねぇ!」
16歳のぼく→「ハァ??」
商売人は縁起を担ぐ
「うちの常連、商売人はな、みんな縁起を担ぐんだよ。だから右肩下がりなんかで文字を書いたらダメなんだわ」
当時16歳、現在40歳。
おぉ、もう24年前です。
この台詞、その時の風景、空気感、
今でも覚えています。
誰でもあのときのあの場面、
ずっと覚えていること、
ひとつやふたつ、あるのではないでしょうか。
※ ぼくは4歳のころ→おじさん(→当ブログを読んでいる母より連絡があり正しくは叔父ではなく犯人は【父】でした)に肩車をされ、誤って地面に落ちる直前に見た「床」をまだ覚えています笑
当時は正直、せっかく書いたメニューを捨てられたことに納得がいかなかったものの、その後、年を重ねる毎にあのときの大将の言葉の意味が分かってきました。
この大将。
2年前、沖縄に移住してきております。
当時は様々なご指導ありがとうございました。
なお、友人に作成してもらったこの「ひふみ」マーク。
実はこっそりと右肩上がりになっております笑
このお陰かどうか、独立1年目から絶好調。
(他は特に神頼みなどはしていない)
縁起を担ぐのがお好きな方はぜひ参考にして頂ければ。
-沖縄で働く女性税理士ブログの更新-
-ひふみ税理士の近況-
・本日、PayPayから連絡(メール)がありビジネス用の登録審査に落ちました笑
独立1年目、社会的信用こんなにも低いのですね。(LINE Payは未だ審査中)