独立2年目の確定申告は淡々と。

事務所から眺める今日の沖縄西海岸。
荒れていますが雪は降りません。

淡々とやっていきましょう。

淡々とやっていきます。

昨年(2018年2月1日独立)は通常の顧問先様、関係者に挨拶まわりをしながらという、なんとも苦しい確定申告でした。(徹夜もしました)

しかし、もう繰り返しません。

それはなぜか。
今年度から2018年度分の個人の確定申告(2019年3月15日期限)を新規で受付けない事にしたからです。(関与先様の経営者の場合を除く。なお現在は通常の顧問契約も新規では受付けておりません)

これもお国の方針に従いひふみ税理士事務所流の働き方改革(われわれの場合→月に最低1回は旅行する)を実施中なものですから致し方ない。また40歳を超えいつまでも夜な夜な確定申告を行うのも格好悪い。

「そろそろ人を雇えば?」というアドバイスも先輩経営者から頂きますが自宅兼事務所ですし、最近では国税当局の税理士に対する監視の目も厳しくなり現状は考えていません。

仮に担当者を雇ったとしても→わたしが今までどおりのペースで旅行などをして沖縄を出ると「指導、監督の不行き届き」として処罰される可能性も(と、最悪の場合を想定)

この先、少し年齢を重ねて「もう旅行に行けないわ」となる頃には考えも変わるかもしれませんが。

どうすれば確定申告業務を少しでも平準化出来るか

誰だって繁忙期はなくしたいもの

それでも今の仕組みではどうしても2月、3月に集中してしまう。
今回でもオイ!と突っ込んだことが2つありました。

① 年金の源泉徴収票(ハガキ)が届いたのが(沖縄の場合)今週1月21日(以降)だった

→確定しているものなんだから年内で送って欲しい。その点、民間(生命保険、損害保険)は年末調整で使うからと言う理由もあるのか秋頃に届きます。と、あれ?国民年金(支払った分)控除のハガキは年内で届いているなぁ。出来るのでは・・・

② 収用証明書は2月になってから発送

→沖縄では沢山の開発事業がありまして今回も多数のお客様で収用がありました。先日も該当される方とお会いし色々と資料をお預かりしたのですが「収用証明書」がない!(特別控除を受ける場合に使います)ということで沖縄総合事務局に連絡をすると発送は来週(1月最終週)以降になる・・・と。

ということで、これでは1月にやりたくても出来ないのが現状です。
関係各所が早く資料を提出して頂ければ良いのですが(年金は支給通知書を集計すると出来なくはないですが)これも相手の都合があること。悔しいですがこの場合は諦めます。

その代り!
出来ること、事前準備はやっておきましょう。

① まずは件数を増やさない

② 次に件数を減らす(資料の集まりの遅いかたには期限をキッチリとお伝えし、その後はこちらで出来ない旨を予めお伝えする)

③ 資料収集は一回で(提出漏れの可能性のある方にはオリジナルリストを作成)

④ 年内で一度は会っておく(ボリュームのある方、事業をされている方など。遅くとも毎年秋頃までに。ちょっとでも空き時間があればお茶にでもお誘いし近況確認。場合によっては先に半年分、10ヶ月分など資料を預ります)

以上、特に④(今回はもう遅いですが)に注力するとだいぶラクになります。

その場合、アポを取る際のコツですが「え、年明けで良いんじゃないの?」なんて聞かれればしめたもの。

「◯◯様の確定申告は年々ボリュームが多くなっておりまして年明けに集めると間に合わないんですよー」と。で、年内に前倒しで資料を集められない場合には「そうですか、それでは残念ですが今回はどうもお受けする事が出来ません・・・本当に残念ですが・・・」と他所の税理士事務所へ促します。

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さぁ、以上を徹底し確定申告時期も淡々といきましょう。