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【はい】か【Yes】か【喜んで】
アイキャッチのような飼い主と飼い犬の関係ならいざ知らず
いまどき
体育大学の部活動、
任侠団体でもない限り、
最近の生活ではあまり耳にしなくなったセリフです。
そりゃ経営者、上司からしてみれば、
スタッフ、部下に何かお願いごとをして
【はいっ】か【Yes!】か【喜んでっ♪】
なんて返事をされたら悪い気はしないでしょう。
そしてそんな可愛い(フリをした?)後輩たちを贔屓にし
彼、彼女らは出世、昇給していく可能性が高いです。
そんな、
【はい】か【Yes】か【喜んで】を
先日、久しぶりに耳にしました。
どこの体育大学で?
と思いきや、
意外や意外、同じ税理士業界ではあーりませんか!
大きくて有名な某・会計ソフトの会合で良く飛び出るとか。
そこへ新しく(しかも若くして)加入した税理士は、
次から次へと仕事が舞い降りる。
先パイ「◯◯委員会、◯◯研究会のこの仕事、頼んだぞ!」
新人 「ハ、ハハァ〜」
(あ、ここで【はい】か【Yes】か【喜んで】!)
非常にタフな友人は税理士会を含め8つほどの業務を掛け持ちしている。
(さすがにキツく2019年度は7つに減らすというが、そ、それでも汗)
本人はこれを楽しんで?やっているのでそれはそれで
素晴らしいのですが、わたしにはムリ。
何事も向き、不向きはあります。
成長出来る職業、仕事
これから政治家を目指す方などは
この【はい】か【Yes】か【喜んで】
をマスターすると非常に良いでしょう。
後援会、支持者などからも人気が出ること間違いなし。
難しい依頼・質問を受けてもニコリと一言、
上記の言葉を間髪入れずに発せればOK
(やる、やらないは別として)
金融庁報告書を、
【いいえ、No、読まない、受け取らない】
で成長できる(しているのか?)のは
麻◯大臣殿、ただのお一人様しかおらず。
並の政治家であれば、
やはり【はい】か【Yes】か【喜んで】
で、どんどん安売りすべきでしょう。
成長出来ない職業、仕事
フリーランス、
士業を営んでいるのであれば、
【はい】か【Yes】か【喜んで】
この3つのワードを禁句にしてみては如何でしょうか。
若しくはこの言葉を多用しない。
前述の友人(税理士)がタフなだけであって、
並の人間が真似するものではない。
少し大きめの企業なんかだと新人研修で、
少し上のセンパイ、
名ばかりコンサルタントなんかが、
お決まりのフレーズとして、
・「新人のうちはどんな仕事も喜んですべき」
・「上司に呼ばれたら返事は【はい】」
なんて連呼することもありますが、
時代よ時代、いまは何時代だ?
現在がサラリーマンであれば
処世術のひとつとして必要では、ある。
かくいうわたしも得意な方でした。
ですが、
この現在において、
フリーランス、
士業として社会の荒波にもまれている、
これから社会へ飛び出す予定であれば、
【はい】か【Yes】か【喜んで】
このワードを意識して使わないようにしよう。
特に報酬交渉、業務内容交渉の席では。
最初に自らを安売りし
同じ業態でその後値上げすることは
このうえなく厳しい、というか出来ない。
(わたしの場合)
仕事中は「優しい、気が利く人間」でありたいですが、
交渉事、そこでは一人の経営者として
厳しい姿勢で臨むことも時には必要となります。
【いいえ】、【No】、【今回はこの条件で】
を口ぐせにしてみましょう。
人が良い、
と、良い経営者は違います。