ちょうど30年前、リゲインのCM
「黄色とく〜ろ〜は勇気のしるし♪」
記憶に残っています。いまのいままで1本も飲んだことないですけど。
24時間戦えますか?
いまTVCMで流したらクレーム入るんでしょうね。
当時は小学4年生、子供ながら日本は景気が良いんだなぁと感じていた時期。
税理士事務所でこの時期に職場内でこの曲が流れていたらヤバイです。
それこそ黄色信号のブラック事務所、まさしくリゲインカラー♪なんて。
※ 前職場のBOSSが残業の差し入れでリゲインやリポビタンDだとか持ってくるのですが、絶対に飲むものか!と反抗していたのが懐かしい。差し入れするなら残業代くれ!
24時間営業は「人」がやるなら縮小すべき
この時期、ほとんどの税理士事務所ではなぜか残業代を出さないという税理士業界七不思議はさておき、コンビニ24時間営業はもう限界でしょ、という話。
テーマは東大阪市のセブンイレブン(※)、コンビニFC24時間強制労働という◯隷契約について
(※) 一緒に経営してきた奥様が亡くなり、また人員不足もあり夜間営業をやめたところ本部より違約金約1,700万円を請求され、かつ契約解除が通知されたセブン-イレブンFCのこと。最近はこの店舗に「コンビニなんだから24時間ちゃんと営業しろよ」という心無いクレームもくるそうです。「じゃ、オマエが運営すれよ!」
近くに何名かのコンビニ経営者を知っていますが結局、経営者の能力次第。といったら元も子もない話になるのですが最初から成功する方と厳しくなるなぁという方は決まっています。
元々ビジネスを経営され、新規事業としてコンビニを最初から何店舗も運営する(計画)。自身は現場に絶対入らない。当初からこういうプランで進め上手くやっている方もいます。
このような方は「スタッフ」をうまく手配し、店舗間でスタッフのやりくりをして24時間営業でも耐えることが出来ます。オーナーはちゃんと眠れていますし。
ところが教職員を退職された方、民間企業を退職された方が(退職金が明記された名簿が回っているのではないかと訝しく思う)FC説明会(本当にレ◯パレス同様、なんで契約するのかなぁと思いますが)にご夫婦で参加されるとかなりの確率でコンビニ事業をはじめてしまう。自らレジの前に立って・・・
よっぽど口がうまいのだろう。それと上手な絵を魅せられて
この「ご夫婦で経営」ってのがミソで「仲良く、一緒に・・・」と一見クリーンな言葉で謳っていますが、本部の本音は「夫婦でやるなら失敗しても逃げないだろう」ですからね。
事実、今回の東大阪セブン-イレブンでも奥様が亡くなる前から非常に厳しい状況が続いていました。
それにもかかわらず奥様と一緒だったからなんとか持ちこたえることが出来ていたのです。そしてお独りになり、やがて気力が失われたのだろうと推察します。
(税の世界でも相次相続そうじそうぞく、という言葉があるように長年連れ添ったパートナーが先立つと相方も長い年月をおかずに寿命を迎えることが多いです。とくに奥様に先立たれた男性は早い。これ実務の経験上です)
最初は強硬策にでたセブン-イレブンも今回ばかりは世間、そしてFCオーナーの意見を聴き、まずは直営店舗で午前7時〜午後11時営業で今月中旬からテストします。
(これがパフォーマンスでないことを祈る)
そして一日でも早く、
「え、まだ24時間営業やってるの?ヤバくない?」
そんな会話が出てくる日常になって欲しい。
セブン-イレブンさえ24時間営業を見直せば、
二番煎じのローソンとファミマはすぐに真似してくれます。
日本の零細個人事業の皆様のためにセブン-イレブン本部のご英断に期待。
※数日前はレストラン「ジョイフル」でも沖縄全店舗で24時間営業廃止の発表がありました。続け、続け!郵便配達の土曜休み案も賛成派。
そして明日からわたしたちがコンビニにいった際、オーナーさんがレジにいなくともいつも以上に感謝の気持ちで買い物をしよう。
-沖縄で働く女性税理士ブログの更新-
-ひふみ税理士の近況-
・日曜ですが法人決算を少し。(所得税とアタマを切り替えるためあえて日曜に)別表6(14)という沖縄でしか使わない様式があるのですが今回から法人税の達人で準備されていることを知る。
→ 一年前、沖縄だけに認められた特別優遇税制〜という記事を書いたのですがNTTデータの方が見てくれたとか?(んなわけないか)