確定申告が終わるまで旅行に行けないのは嫌、なのでピークを無くす


今年1月、ガーデンテラス長崎から眺める情緒あふれる朝の長崎港。

・税理士事務所に勤めていると2月、3月は旅行に行けないのか

この時期、訪問先で良く聞かれました。
そのくらい忙しく、余裕がないように見られていた証拠ですね。反省。

そして今、独立したばかりの僕は旅行にいかず仕事、仕事の毎日です。

しかしこの状況は、独立一ヶ月目の2018年2月を
『圧倒的努力をして一気に次のステージに行く月間』と決めていたからです。
※といいつつ先ほどまでジムでみっちり鍛えてきたのでいま猛烈に眠いですが。

この時期の税理士事務所あるあるですが、
自分は区切りよく終わったのに、みんなが残業しているので帰れない、
土日も上司の○○さんが出社するというので、出社しないとダメだよね〜、
有休とりたいけど気が引ける・・・
などなど。

もうこんなのが嫌で嫌でたまりませんでした。
さっさと帰ればいいじゃないか、有休申請しましょうよ。
(勿論、お客様には迷惑をかけないで)

ある意味、税理士事務所のスタッフは正義感の強い方が集まる傾向があり、
今この時間(23時頃)も戦っている方もいるのでしょう。

でも早く気づかないといけません!!

このままでは来年も同じこと。
いや10年後も同じことをやっているはずです。

僕は旅行が好きで、どうやったら効率よく作業して残業を減らせるか、
そして休めるか?これだけを考えて確定申告時期を乗り越えてきました。

・数年かけて確定申告のピークを無くした方法

幸い、前職時代の後半はある程度裁量権を持たせてもらっていたので、
お客様との値決め、段取りの方法は自由にやらせて頂きました。
(BOSSは一切関知せず??)

以下、数年かけてピークを無くした方法をまとめてみました。

・まずは思い切って対応の悪い顧客を切る。どうせ確定申告の歩合なんて雀の涙です、目先の数千、数万円の為にキャパオーバーして担当することはありません。残業代もないならなおさらです。

・例年9月〜10月の比較的空いている時に、上半期分または9ヶ月分などの資料を先に預かる。するとお茶を飲みながら、土地を売っただの、何を買っただの、事前に色んなお話も聞けますし年内なので色々と対策も打てます。

・1月15日までに資料を「全て」(ここ重要です、全てと言わないと後で追加、追加で出てきてかえって面倒なことに)もってきたら○万円安くしますよ!と書面やメールでアナウンスする。(わたしの給料が減るわけではないので)

・上記の反対で、資料の持ち込みが2月以降になったら○万円追加させて頂きますと書面やメールでアナウンス(電話はダメです、聞いてないと言われるのが関の山)

・2月末までに資料をもって来ないとお受け出来ませんと「年末」までにはメールまたは書面で伝える(直前にお伝えしてもトラブル必至です)

・そして何より法人顧問先の決算期を調整する
11月〜1月決算法人様にはなぜその月が決算月なのか?(季節変動があり、やむを得ない場合を除き)じっくり話し合って決算月変更に協力してもらう。
話せば意外とご協力頂けるもので、「なぜその月が決算月なのですか?」この質問だけでお話が膨らむはず。

さぁ明日から3月、楽しみましょう!

隅研吾デザインのガーデンテラス長崎とそこから見える夜景。
福岡も良いですが長崎も素敵な街。
個人的には軍艦島が好きで上陸もしました。

【編集後記】

・昨日は朝から税務署応援当番日
・ハイデスク作業で慣れているとはいえやはり一日中、立ちっ放しはキツイ。
・帰路はプールでジャグジーに浸かる