税理士事務所の退職時に書かされると言われる『秘密保持誓約書』
良く書いてあるのをみかけるがイマドキ『違約金』ってなんじゃらほい⁉
これは独立時に『苦労』された若手税理士数名の
実態調査をした結果を参考に作成してみた架空資料の一つ。
なかには営業権を払ったり(半年分や一年分)
独立場所を指定されたり(◯◯市では開業するな)。
いやはや、とてもカタギの世界ではない・・・。
この先さすがにブログでは書けません。
『税理士事務所の上手な退職方法』セミナーやろうかな。
BOSS税理士→日本税理士会連合会は『俺』の味方!
こんなわたしでも加入しております。
お医者様は医師会に入らないことも出来ますが、
税理士は『義務、強制』です。
※昭和31年の改正でこうなってしまったそうです。
なにやらTwitter上では京都在住の独立開業を目指す方が
退職までのBOSSや上司とのやりとりを逐一ツイート。
(未だ、退職の旨をお伝えしただけで勤務を頑張っておられます)
『税理士業界あるある』なのかTwitter上で話題になっていますね。
ところで税理士登録をしたからには、日本税理士会連合会
(以下、日税連)のホームページは読んでいますでしょうか。
仮に税理士資格をお持ちのスタッフを雇用している方(BOSS税理士)がいて、
なおかつそのスタッフ、最近の動向が怪しい⁉と心当たりのある御方は、
是非このページをご覧ください。
きっとアナタを守ってくれる、契約書(誓約書)のサンプルがあるでしょう。
日税連→事務所管理→業務契約書サンプル等
http://www.nichizeiren.or.jp/suggestion/siryo-2/siryo-2.html
さぁ、
いまから総務を呼び出して気に入った誓約書を
完コピしてもらい自身の税理士事務所を守りましょう!!
が!しかし!
多大なる副作用と致しまして、
① それを実行又はチラつかせることにより一時の損害は抑えらるかもしれませんが、嫌がらせをして辞めさせたスタッフが→その経緯をSNS等で(ご自身の事務所名が)公開してしまう危険性もございます。その場合、独立したスタッフに嫌がらせしてスッキリする事は出来ても、(SNS等でブラック認定された)当該税理士事務所に優秀な方がやってこない事を保証致します。
② 他の退職予備軍への脅しになるかと思いきや結果、『BOSS』と『残ったスタッフ』との溝を更に深いものとすること必至です。→通常、それから半年から一年かけて雪崩式に退職者が続くのが相場。沖縄でも近年耳にした事があります。
どうぞ劇薬は使いよう。何卒お気をつけ下さいませ。
対する退職(開業)予定者 → 堂々と向きあう!裁判傍聴をオススメします
なんて、格好良いことを書きました。
が、スミマセン。
〜 商人と屏風は直ぐには立たぬ 〜
堂々と向きあうべきなのです。
会話は大切です。
これが基本、第一なのです。
分かっておりますよね。
ただ、そうもいっていられない!
(という場合の方が多いのかも知れませんが)
というときには臨機応変に。
無理、我慢をする必要はありません。
アナタが何も悪いことをしていない限り、
罰金や違約金なんてのも払う必要はないのですから。
如何でしょうか。
提案です。
税理士試験の解答確認も良いのですが、
試験組にとっての夏休み。
少しだけ、違う世界の勉強もしてみませんか?
オススメするのが地方裁判所での民事裁判の傍聴。
本当は刑事事件なんかが面白いのですが、
ここではいかに違約金などを取るのが難しいのか?
を知るために。(誓約書にビビらないために!)
残念ながら、現行では当日裁判所の入り口で
(ネットで事前に公開されません)調べるしかない
のですが『違約金、損害賠償』など気になるワードが
入った裁判がある場合は傍聴してみましょう。
事実は小説より奇なり、です。
余談ですが裁判所内、周りの食堂は安くて静かで
心地よいお店が多いものです。騙されたと思って是非!
-沖縄で働く女性(嫁)税理士ブログの更新-
-ひふみ税理士の近況-
・午後からデリケートな案件を抱える顧問先様オフィスにずっと滞在。
明るいゴールまではもう少しです!