僕が【弁護士】を目指さず【税理士】を目指した理由。

写真は今月初旬に訪ねた鹿児島県は霧島市にある、いつもお世話になっている(飲んでいる)明るい農村さん(株式会社霧島町蒸留所)の総本山。

その日はあいにくの天気でしたがスタッフさんがどなたも素晴らしい対応で感激。ブランド名『明るい農村』はダテじゃない!

わたしは運転手だったので試飲出来ていないですけど(涙)

紫芋を使った『農家の嫁』
香りだけ楽しみましたがとっても甘い香りで従来のいも焼酎とはひと味もふた味も違います。これは特に女性にオススメ。ロックで楽しみましょう。騙されたと思って是非!

と、そこのスタッフさんのニコニコにつられて我々の財布の紐もついついゆるくなり・・・

我が家のクローゼットは現在、泡盛、ワインと併せてなんだか酒蔵になっております。

ニコニコして仕事をしたいから弁護士を目指さなかった。

商業高校卒の税理士が生意気を言っていますがクレームは受け付けません。

中学生の時にちょっと担任とウマが合わなく、紆余曲折あり商業高校へ進学。
あぁ、あの時まじめにやっていればなと思うことが10年に一度くらいはあります。

しかし、仮に大学へ進んでいても弁護士は目指さなかったでしょう。

テレビの世界では弁護士や医者といった職業のヒーロー、ヒロインがよく活躍しておりますが現実はちょっと違います。
ここを特に若い方が勘違いしている。

織田裕二や米倉涼子のような弁護士や医者はいません。現実世界ではゴーンさんの弁護士、大鶴基成氏のような綺羅びやかな仕事をされる方はごくごくわずか。

日常の多くの相談は・・・

取引先が金を払わない、
交通事故の損害賠償、
離婚訴訟、
その他諸々。

相談者が怒りをこめて話されたり、あまり聞きたくない悲しいお話、ようは『負のエネルギー』を日々浴びるわけです。

精神力が弱いわたしには耐えきれません。ですからいつもこういった相談に対処する弁護士という職業を尊敬しております。

いやいや税理士でも資金繰りの相談とかニコニコできない時もあるでしよ?

あります。ごくたまにありますけど、弁護士のところへ来る相談とはちょっと違うんですよね。

何が違うかというと、たいていの場合は相談者(経営者)の判断で解決できるんです。弁護士への相談の場合は相手の出方を待つ必要があることが多い。

我々は相談者の判断で解決できるなら、正しい(ベターな)方向へその背中を押すだけ。その時わたしの顔はニコニコしています。資金繰りが大変だとしても。(ニコニコにも色んな種類があるんですけどそれはまた別の機会で)

そして何よりもお客様と事業が続く喜びを分かち合える。続く限り何年も。

そして今夜もニコニコしながらお呼ばれされた忘年会へ参加します。

税理士という職業。

テレビドラマの主人公にはなれませんけど楽しいですよ。