香港にある世界一長いミッドレベル・エスカレーター
このエスカレーター、階段状にならず、ずっと床が傾いたまま乗ることになるのでご年配の方にはキツいです。お気をつけください。
その職(勤め先)→将来どうなるか予想する。
商売をするためには一にも二にも「売上」がなければ始まりません。
事業者ではなくサラリーマンでもその勤め先が【売上をあげ続け】なければ路頭に迷ってしまいます。
そして公務員。
こちらも日本国中、国民からの税収(=売上)が少なくなればいつまでも公債に頼るわけにもいかず(デフォルトするなら別ですが)現在もらっている給料が減ることを覚悟しなければなりません。
実際、ギリシャをはじめ海外では公務員給与の大幅減額が実行され「そうはいっても日本は安泰」とうちわを扇いでいられるのもそう長くはない予感。また基本的には副業(複業)も制限されていますので「働き方改革」と叫ばれるこれからの時代に民間人と比べるとどうしても窮屈な感じがしてなりません。
以上の理由からわたしは「公務員」という職を選択せず(どのみち上司と仲良くなれる自信もありませんし)、いまに至ります。
さすがに「税金がかからない国になる」ことはない、そう考え「税理士」を選択(無税になったらそれはそれで嬉しいですけどね)
一冊の本で人生が変わる。
少し古い本ですが「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」
著者は神田昌典さん。
今でも読み返します。現在はKindle版もありますがこの本はあえて現物で。参考書のように手元に置いています。
どれも参考になるものばかりなのですが、
・初回訪問のときから費用を発生するようにすれば良い
・上りのエスカレーターに乗れば顧客が商品を求め向こうから来る
この2行。
たった2行ですが、この2行に当時、20代前半だったわたしは衝撃を受けました。
そしていつか商売をするとしたならば
・「無料で仕事」を請けない
・営業をかけない商売をする
そう心に決めました。
面白いものです。
たった一冊の本で方向性が決まったのですから。
あなたにとっての「上りエスカレーター」を探す。
「時流に乗る」ともいいます。
え?税理士って職業は「上りのエスカレーターか?」
わたしにとっては上りのエスカレーターに乗っています。
記帳代行、給与計算をメイン、価格競争に巻き込まれている方にとっては「下りのエスカレーター」に乗っていると感じるかもしれません。
見え方、感じ方は人それぞれ。
株式や土地の売買、M&Aだって「将来有望だから」、「将来が不安だから」と正反対の思惑が交差し成り立つわけです。いやこれだけではありません。全ての事象で当てはまるのではないでしょうか。
では下りのエスカレーターに乗ったらヤバイのか。
良くはないでしょう。
ただその場合はじっくり考え(いきなり地面に叩きつけられるわけではありません)、上りエスカレーターを探せば良いのです。
一番良くないパターンが、
「自分がいま、どちら向きのエスカレーターに乗っているか分からない」
これではないでしょうか。
目の前の仕事、家事、プライベートなどに追われ「何も考える時間がない」というのが問題です。
サラリーマンは大変なんだよ!
子育てで忙しいのに時間なんてないわよ!
もっともなご意見ですが本当にそうでしょうか。
わたし専業主婦(夫)よ!
はい、その場合はパートナーが「上りエスカレーター」に乗っているか、探しているか。
そのお手伝いをしてみましょう。
・通勤中、お昼休みにスマホで無駄なネットサーフィンしていませんか?
・夕食の後片付けをした後にテレビドラマなんか観ていませんか?
【考える時間】って案外あるものです。
安心して下さい。
ゆっくりと、じっくり考えましょう。
-ひふみ税理士の近況-
・昨晩は社員が500人超の某顧問先様の大新年会へ参加。壮観な光景です。
・AppleStoreでiPadPro(11インチ、セルラーモデル)&ApplePencil2を購入。
・所用で3月19日からの広島行きが決定(せっかくなので3泊ほど)→土地勘のない場所です。夜は暇なので誰か牡蠣でも食べに行きましょう笑