税理士事務所に屋号をつけた方が良いか、それとも本名のままが良いのか

ひふみ税理士事務所

イメージカラーもあり
オレンジ色

ギラギラした感じもせず
かといって
生真面目な感じもせず

どことなく控えめ?で
でも、あたたかい
そしてなんとなく元気にしてくれる色

そんなオレンジが好きで
気付けば車もオレンジ色

沖縄県の宜野湾市で看板を掲げずひっそりと
営業しているのでイメージカラーは
あってもなくても関係ないのですが。

しかし、屋号は色々と考えました。
考えた結果の”ひふみ”です。

屋号はつける!
当初からそう決めていた税理士の一人です。

沖縄だからこそ屋号をつけた

わたしの名字は「酒井(さかい)」

日本全国どこにでもある名字
(元は新潟の出と聞いている)

が、しかし!

ここ沖縄には”沖縄の名字”というものがあり
「酒井」と言えば必ずや「あ、あなたナイチャーね(内地出身、本土の方ね)?」と聞かれる。

沖縄名字で多いのは、

・比嘉
・金城
・大城
・宮城
・玉城
・山城

”城”がよくつきます。

以前の事務所は20名ほどの規模でしたが、何名か被っていました。

そのためか
アメリカ文化の影響か
こちらでは大人になってもファーストネームで呼びあうことが多い。

安室(あむろ)というのも沖縄名字ですが内地の方が思うよりも実際には少ない。
具志堅、渡嘉敷、阿波根、手登根、仲村渠(なかんだかり)なんて名字の方と内地で出会うと、先程の”酒井”の事例ではないですが「あ、沖縄出身ですね?」と聞いてしまう(笑)

羽賀研二の”羽賀”も沖縄?

いいえ、これは芸名で沖縄では出会ったことがありません(笑)

話を戻しましょう。

酒井基税理士事務所

これがわたしの税理士事務所の本名です。
税理士法ってのがありまして、はい。
なんか堅苦しいです。

それに比べて、
ひふみ税理士事務所

色を変えたせいでしょうか。
なんとなく柔らかい、そんなイメージがあります(よね?)

実は”酒井基税理士事務所”でいくと独立当初は相当集客で苦労するな〜と考えていました。

先程説明した通り”酒井”と名乗るだけで内地の出身、移住者ってバレてしまいます。沖縄の皆さまは優しい方が多く、出会って話せば出身地などまったく関係ないのですが、それをホームページやブログを見る前、何かの名簿などで名前を見ただけで移住者の税理士ってどうよ?という理由だけで敬遠され、出会うチャンスが減ってしまうのは勿体無いと判断したのです。

スーパー、コンビニで置いてある商品と同じ。
どんなに美味しい、機能性の高いものであっても消費者の手にとってもらわなければ意味がない、始まらない。

ですから最初から屋号はつける!
そう決めいていました。

なお当初の案には、

”おきなわ税理士事務所”

”i Tax office okinawa”

なんて候補もありました。

しかし、北海道出身者が”おきなわ税理士事務所”というのもなにか違うし、
”i Tax office ”も訳したら”税務署”になるし(笑)

・とても商売がうまくいっている経営者様が同様の名称を使っていた(独立前に許可を頂きにいきました)
・地味にコツコツ、1・2・3
・昔、0123アート引越しセンターが電話帳をめくると一番最初に出てきてそれだけで業績が上がった(50音順で”ア”よりも数字の”0123”が一番上にくる)

なんて理由もあります。

それにひふみ投信さんがホリエモンロケットのスポンサーになってくれたお蔭で「ひふみ」の3文字を良〜く見かけるようになりました。わたしも北海道出身だし。 ※ひふみ投信さんへの御礼?の意味を込めてiDeCoは月額68,000円のほとんどをひふみ投信へ(笑)

ホリエモンロケットが無料で「ひふみ税理士事務所」の宣伝をしてくれとる!と思うとなにか可笑しくて。
年内に3号機の打ち上げがありますが、北海道の大樹町まで見学に行こかなと本気で計画中。

で、いつかの将来、わたしが税理士稼業を引退するとき、または不慮の事故で続けることが出来なくなったときに屋号をつけておいた方が売りやすいし(買ってくれるかですが)、承継しやすいでしょう。

あなたが芸能人、
独立前から知名度があり、
個人名が世間に通っているなら構いませんが、
”屋号”をつけるのもオススメです。
お陰様でいまのところ順調に走っています。

なお、わたしのように何の特徴もない町の税理士の場合、
屋号は簡単な漢字、平仮名が良いでしょう。

カタカナ、英字は避けた方が無難。
特に地方ではやめましょう。
理由?
どこかでお会いしたとき、酒のつまみとして語らせてください。