自分が3ヶ月間も入院したら税理士業務はどうなるか。入院する可能性を下げる、入院しても被害を最小限に留める


今朝の風景〜リビングから

通り雨の過ぎた頃に虹がかかる。

こんな清々しい朝を毎日迎えたいものですが
事件、事故にいつ巻き込まれるかはこれ神のみぞ知る。

盲腸で4日間だけ入院した修行時代

わたしが税理士として独立するきっかけを与えてくれた、
そして、いまもなお尊敬する税理士の先輩が先日、
約3ヶ月間の入院生活を終えて退院されました。
シャバへの復帰、おめでとうございます!

わたしがこの短い人生で入院したのは盲腸手術の1回、4日間のみ

もう6年ほど前の話。
それはまだ前職で修行していた秋
確か10月25日から4日間
その入院生活は突如やってきました。

担当先医療法人の院長へ定例の事業報告を終えたあと。
帰り間際に「先生!わたし、なんとなく盲腸っぽいので(右下腹部に違和感があった)今度エコーお願いしますね」と伝えたところ「酒井さん、それはいけない、今すぐ診てみましょう」から始まる。

結果は「立派な盲腸」
その場で近郊総合病院への紹介状を書いて頂く。

院長「今すぐ行きなさい!で、最低3泊はすると思う」

・・・えっ?3泊?なんの準備もしてないし・・・
明日も監査(税理士が顧問先に訪問する仕事)とか予定詰まっているし。

とハッキリ言ったか覚えていないが、先生が「自分の体が大切だからすぐにでも行きなさい」と、そのくらいキレイ?に腫れていて、なかなか危ない状況だったらしい。

しかし、当時はひとり暮らしのサラリーマン
どうしても月末4日間を急遽休むわけにもいかず、無理やり自宅へ戻り出来る限りの準備を行う。幸い決算等は終わっていたので訪問先に訪問延期の旨、事務所に欠勤することを報告。(院長、その節は大変失礼致しました汗。そしてそんなわたしを顧問税理士に指名して頂きありがとうございます)

手術は全身麻酔ですから当然記憶はなく、あっという間に終える。
その後の3日間(オペ前にも色々とあり1泊)は・・・もう二度と体験したくないくらいの痛みと戦っていました。オヘソを切るというのがあんなにも苦しいとは。

仮にいまの状態で(盲腸で)入院しても痛みがひどく、病室で仕事をすることは出来なかったでしょう。術後1日目は痛みと高熱で眠れなかったですし。(なお、普通に歩くまで2週間ほど、走れるまで1ヶ月もかかる)

とまぁ二度と入院はしたくないのですが、それを3ヶ月間!と想像するだけでクラっとします。

自分が3ヶ月間も入院する可能性を下げる

この3ヶ月間が突然くるものなのか、それとも予定が決まってのものか

予定が決まってからの3ヶ月間であれば対処法はあるでしょう。
わたしは入院ではなく、どうすれば3ヶ月ほど旅行に出かけられるか…これは常に考えています。

困るのは突然やってくる場合。
この度の尊敬する先輩税理士のような場合です。

ひふみ税理士事務所ではどうなる?

いまはわたしと嫁税理士の二人がそれぞれ担当する顧問先様の申告書を相互チェックしています。またその顧問先様の情報も共有しています。

ですので、わたし又は嫁税理士に単独で万が一があった場合、実はなんとかなります。
ここはふうふ税理士のメリット。(一時的とはいえ時間的には相当キツイものはありますが汗)

しかーし!
旅の最中に、そしてプライベートな時間、
一緒に乗っている飛行機やクルマで万が一があった場合は?

例えば飛行機
プロスポーツチームや国のお偉い方々は2便に別れて飛行機に乗ったりしますが、さすがにそんなことはしていません。そして万が一の可能性は実は統計学的には極めて低い。宝くじの一等よりも低いので心配する必要はないでしょう。

例えばクルマ
これもプライベートでは同乗しています。しかし飛行機と異なり、実はクルマは少々問題あり。というのもいくらこちらが気をつけても巻き込まれ事故の可能性が高い、特に現代は。スマホ見ながら運転、です。

リスクをゼロにする!というわけにもいきませんが少しでもそ事故の確率を下げるため、朝夕の渋滞を避ける、危ない運転する(ような)クルマに近づかない、そしてなにより穏やかな気持ちで運転する、これを心がけております。そのためにも普段の生活が重要なんじゃないかと。

サラリーマン時代の自分もそうでしたが、時間に追われると自分では気が付かないうちについついスピードを出したり無理な追い越し運転をしていたことも。。。今でも時たまそんな状態になるとApple Watchのアプリが警告(心拍数が上がっています、深呼吸をしましょう!と)を出してくれるので助かっています。

あと気をつけるべきは旅行中、特に海外などでは知らないものを食べない、知らない人について行かない、などでしょうか。冒険で知らないものは結構食べてしまいますが。。。

9月から11月の秋は今年も沖縄の海で遊びますので台風が近かったら行かない、ハブクラゲに刺されないようにする、などでしょうか。お酢でも持参しようかな。

リスクは考えますが、考え過ぎないようにしています。
そうしないと人生楽しくありませんので。

入院しても被害を最小限に留める

それでも入院してしまったら。

夢であればよいのですがそれが現実となった場合
まぁそれも受け入れるしかありません。

いま思えば、サラリーマン時代はどうなっても良かったのではないかと。
同僚には申し訳ありませんがなんとかなったでしょう。それが組織というもの。
決算も終わっていましたし、何に心配していたのか?自分でも本当はよく覚えていません。

しかし、独立したとなると話は変わります。

まずは顧問先様の資料を預かることは控えておいたほうが良いでしょう、重要なものは特に。ですから入力代行、給与計算などは極力避ける、やるとしてもデータで預かる。

次に顧問先様への訪問回数を毎月から少しずつ減らしておく。
今では2ヶ月に一回、3ヶ月に一回訪問する顧問先様も増えています。
理由は通常のやりとり、確認事項があればネットでいくらでも可能だからです。
これが「いや、絶対毎月顔を合わせないとダメだ!」なんていう顧問先様ばかりですと3ヶ月入院といわず、数週間、いや一週間でも同じ問題に当たるでしょう。

最後
これは少し難しいのですが万が一の際には協力していただける税理士を見つける。零細税理士にはこれが一番の保険になるのではないでしょうか。

うちは幸いにも嫁税理士がいますが、仮にひとり税理士であれば(顧問先様との守秘義務の関係もなんとかクリアして)あの業種だと○○先生、あの地域だから△△先生、あの会計ソフトだから◇◇先生、などと多少の連絡先交換などは考えていたでしょう。反対、助ける場合もしかりです。

次回のひとり税理士サミットでは飲んでばかりではなく、この辺りの意見交換もしていけたらな、と考えております。(その後にゆっくり飲みましょう!)

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そういえば先月もバンコク市外の名もなき屋台で名も知らぬご飯を食べていました。
が、いつも作り手をみて選んでいます。道中、お腹は壊したことはないですね。