モンゴルの山奥
この大自然を前にすると小さな悩みなど一瞬で吹っ飛びます。
モンゴルの友人いわく、息子が少し大きく(中学生前後)なったら夏休みの3ヶ月間、遊牧民の親戚・知人宅(ゲル)に預けるとのこと。すると、逞しくなってウランバートルの街へ戻ってくるるらしい。
(娘は?と聞くと「絶対預けない!」と即答されましたけど)
去った4月3日から7日までの5日間、沖縄からモンゴルまで行ってきました。
この1、2年でちょこちょこと台湾、タイ、香港、韓国、中国(深セン)、マカオと近場(沖縄から直行便があるせいか近く感じる)、かつ先進国(地域)へ飛んでいましたが今回ばかりは現地へ行くと「あぁ…遠くに来たなぁ、これが外国だよ」と実感。
25年ほど前、まだまだ発展途上だったカンボジアを訪れた時くらいの懐かしさがそこにはありました。
今日はちょっと疲れたなぁ…というあなたへ
この30秒ほどの羊の群れをご覧になってお休み下さいzzz
(車は通常左ハンドル。流暢な日本語で人懐っこっく話すガイドの声にも注目。わたしの音声はなし)
日本からモンゴルに行くには?その費用はどれくらい?
距離的にも遠いですがそれ以上に情報が少ないモンゴル国
そしてみな興味が無いんだなぁ〜と感じるのがモンゴル記事のPVが少ないこと(涙)
一応税理士ブログなので仕方がないのか、と自分を慰める(笑)
というわけで閲覧数が少なくても関係ない!
モンゴル記事、淡々と書いていきまーす。
いつか、どこかで誰かが行くときの参考になればこれ幸い。
まずは飛行機!
日本からはミアットモンゴル航空という会社の直行便が成田空港から出ています。飛行時間は行きが5時間、帰路が5時間30分ほど(時差はマイナス1時間)
ハイシーズンの夏には関空からも飛ぶのですが4月現在、2019年の時刻表は未定。
今回は4月でもまだまだ寒く(氷点下18℃になる日も)次回は沖縄↔関空↔モンゴル、夏に行きます。
ツアーに申し込まず、今回はこちらから直接申し込み。
予約方法は
① まず個人情報をメールで送り
② 請求書が届き
③ 振込して(カード不可)
④ 確認後、チケットがメールで届きます
と、面倒。
これだけで旅行へ行く気を遠ざける…
料金は早割Aというプランで取れると安いのですが多分座席が殆ど無い。わたしは早割Bで申し込むことが出来、諸費用含めて往復7万円弱。
なお、空港から市内まではバスもありますが残念ながらスリが多発しているようでオススメしません。タクシーが無難でしょう。(今回、我々は友人の完全ガイド。ご興味あるかたには紹介しますのでお声がけください)
宿代は?
シーズンにより前後します。
またモンゴルはまだまだ経済が落ち着いていませんので変動しますし、日本から予約が出来ないところもあるのであくまで参考価格ということで。
① ウランバートル市内のビジネス風ホテル(空港からくるまで早朝なら20分の距離。通常時間帯だと1時間を超えるというくらいの渋滞に)
市内の中心部にあり部屋は23階の高層階でしたがちょっとした朝食がついて一人3,000円弱(シャワー、トイレ付)
眺望も良くコスパ良し。文句なし。
② モンゴル国ボルガン県の観光ホテル
ウランバートルから車を北西へ走らせること4時間超
外人はほとんど来ない、いや、砂漠を1時間も通るので来れない?
モンゴル人の、それもアウトドア好きの避暑地。
ここは一泊3食付いて一人2,500円!
食事は全てにモンゴル料理が出ます。全ての料理に羊肉。
シャワー、トイレも一応付いていますが設備は古い。
近くに温泉があるのでそこからパイプを通し、このホテルの一階で温泉に浸かることが出来ました。冬ということで他に客はまばらで貸切状態♨
③ テレルジのゲル
ウランバートルから東へ車で1時間ちょっと
国立公園に指定される景色豊かなエリア
市内からわりと近くて景色が良い、空気が美味しい(ウランバートル市内の大気汚染は深刻)との理由でこちらは多くのモンゴル人がやってきます。
宿泊するゲルには、
・モンゴリアンゲル
・アメリカンゲル
と2タイプあり(料金は一緒)設備に違いがあります。
モンゴリアンゲルは内装を本物のゲルに寄せて造っています。
彫刻などは豪華に。
電気は通っています。そして床暖(笑)
で、アメリカンゲルはこのような感じ
天窓が付いていてベッドで寝転んでから空を眺めることが出来ます。
冷蔵庫もありますが、これは凍らせないため。
この時期、外にビールを出すと凍ってしまいます。
薪ストーブがあります・・・
が、夜中に完全に火が消えてしまい大変な目に(涙)
時間配分ナメていました。
床暖がないためメチャメチャ寒くなり夜中に目が覚める(わたしはこちらで宿泊)
そして料金ですが、そこそこ豪華な夕食がついて一人8,000円弱とモンゴルでは割と高め。
と、今回は初めてのモンゴルということで色んなエリア、タイプの宿で泊まってみましたがゲルホテル・・・冬の宿泊はオススメしません(笑)
そして道路の進行方向は日本と反対、まだまだ発展途上、レンタカーもあまりない、ということもあり地方へ回る場合は現地ガイド、必須です。