ひとり税理士 ≠ 税理士ひとり(ふたり)事務所


先月、札幌で開催された「税理士シンポジウム」

会場を快く貸して下さったマネーフォーワードさんに感謝
会場内の設備も整い、場所もよし。
こんな素敵な環境の札幌が羨ましい。

(入り口にはこれでもか!と山本美月が。この時期でしたら「これは経費で落ちません」の多部未華子あたりが登場しても面白いのですが)

そして主催して頂いた板倉さんには感謝、感激
いつもありがとうございます!

わたしも少しだけ登壇しましたが、それよりも他3名の先輩税理士のお話が生々しく、とても充実していました。(独立志望者にもっと聞いて欲しい)

実はわたくし、独立以後ずっと胸の中でモヤモヤっとしたものがあったのですがそれがストンと落ちた話があったのでご紹介。

それは「税理士ひとり事務所」と呼んでいます

それはシンポジウムのディスカッションにて起こりました。

わたしはずっと自分、ひふみ税理士事務所のことを「ひとり税理士」と呼ぶにはちと違うのではないか、と感じておりました。

嫁税理士と二人だから「夫婦税理士」なのか。
ん〜でもパートのNさんもいるので「小さな税理士事務所?」

まぁ、呼称なんてどうでも良いのですけど。

そんなしょうもない悩みを打ち明けてみると、
登壇者の先輩税理士はこのように教えてくれました。

「あぁ、それはね税理士ひとり事務所って呼んでいるよ」

税理士はひとり。
パートさん(や従業員に)事務、書類作成などはお願いしているけど、
顧問先様との対応はやっぱり税理士ひとりだけです、と。

スト—ん!

わたしはこの日、この時、この場所で、
胸の中に詰まっていた何かが落ちました。

スッキリ爽快。

え?
何が違うのかって?

わたしは独立前からずっと「ひとり税理士」という言葉に憧れ、・・・人を雇ってはいけない(そんなルールはないのですが)、雇ってはいけない・・・そして現状は雇っている自分が「ひとり税理士」とは名乗れない、、、、そんな葛藤もあったのです。

思い返せば独立3ヶ月目
お陰様ですぐさま業務量がキャパを超え、
早くも嫁税理士と合流、
同時にNさんにもヘルプで来てもらう。

そのとき業務は楽になったのですが、
「あ、これで僕はもう世にいうひとり税理士」ではないんだな、と。

SNS上で日本全国の「ひとり税理士」さん達の活躍を眺めながら勝手に「羨ましがって」おりました。「いいなーひとり税理士」という具合に。

と、そんな時に上記のお言葉、「税理士ひとり事務所」

うちは税理士二人なので「税理士ふたり事務所」なのですが。

本当、どうでもいいことでしょ?
という話なのですが3人目の税理士を雇うまで(※)当分はこの言葉、気に入ったので使っていきます。

※ 税理士を雇うまで・・・将来、うちで2年ちょっとの有期(常勤)でゴール(&スタート)を決めて勤務しその後、顧問先を持ちながら税理士独立開業を目指す方を募集するかもしれません。