軽減税率の影響アリ。沖縄在住の納税者は確定申告時期(2020年3月)に税理士難民にならないようお早めに

沖縄県渡嘉敷島、9月の夜


沖縄離島あるある
夕食はお店の予約をしてから行くこと

私は特に気に入っているお店の場合
1ヶ月以上前から予約します。普通のレストランでも。

ナメてかかると痛い目に

美味しい店はもちろん、
そうでないお店もどこも観光客で満席

最悪、スーパーの弁当が夕食に
いやまだ食べれるだけマシか

それを夕食難民と呼ぶ

住民<<観光客の構図が激しい
夏の西表島などでは昼食難民もみられる


 

税理士難民の発生も

この10月、事業を営む2件の納税者様からアポイントあり
(ひふみ税理士事務所では新規顧問は受け付けておりません)


一件はどうしてもということで有償でご面談
(顧問先様からご紹介を受けた事業者様)

一件はお互い顔見知りということでメールでやりとり
(前職時代、一時期担当していた事業者様)

 


大変嬉しく
有り難いお話だったのですが
歯を食いしばり丁重にお断り

 

理由は以下の通り

・税理士の仕事をこれ以上増やしたくない
・月に一度は旅行に行きたい
・法人を設立し別事業の勉強、準備に時間をかけている
・沖縄にいるときは外で美味しいゴハンとお酒が飲みたい
・サウナ、ジム、プールに行きたい
・読書の時間が欲しい


・・・のに、ここにきて2019年10月から

刑厳税率、もとい、
軽減税率なるものが施行されたからだ

施行されて約1ヶ月
顧問先様から聞こえているのは、

「この制度なんとかならないの?」

である。

私が一円の上納金も納めていない某政治団体に
何の影響力もなかったようでいくら反対しても
強引に導入されてしまったこの制度

こう考えると福井県高浜町の元助役って。。。

まぁその話は別にして、顧問先は増えていなくとも税理士の仕事は間違いなく増えている。

コレ、非常によろしくない傾向。


先日一緒に飲んだ近隣で税理士ひとり事務所を営む先生も、「今回(2020年3月15日期限)の確定申告は軽減税率の対応もあったりと更に忙しくなりそうで新規顧客はとら(れ)ない」と仰っている。


また、事業を営む周りの方々からも「うちの税理士が顧問料を上げてきた」なんて話も何度か耳にした。

私が「じゃ、別の税理士事務所にするのですか?」と聞くと、
「いや、ちょっと他で見積もりとったけど断られたり、高かったり(汗)。そのままでいくよ」と。



これが沖縄(那覇より北、中部地域)の現状。
ですから特に東京などでは「顧問料一年間無料!」なんてのもあるそうですが、私からするとまるで東シナ海を渡った外国での出来事のように感じます。

 



どうぞ沖縄で事業、特に個人事業を営む皆々様へ

この2019年から2020年にかけて
県内の税理士ひとり事務所、
零細税理士事務所は通常業務でいっぱいいっぱいの模様です
直前期(2020年1月下旬〜)になると殆どの事務所で新規対応できるか雲行きが怪しい

残された道は、
① 比較的(税理士ではない)若い方が対応する大型税理士事務所か
② 税務署か

あ、税務署は2月以降になると申告会場で4時間以上も待たされたりしましたのでお時間には余裕をもって。


以上、税務署には絶対行きたくない、
という事業者様は2019年も残り2ヶ月ですが、
年内に税理士を決めることをオススメします。

 

 

沖縄県内でこれから独立を目指す税理士さんへ

これまで何度か独立を目指す、
これから独立をしようか悩んでいる方の相談に乗りました。

で、その悩みが「仕事があるか不安・・・」
の方にはハッキリいいたい。

山ほどある、と。

受験生には分からないかもしれないが、
税理士事務所で丁稚奉公している方々なら頷いてもらえるだろう。


そういえば私が退職したのも1月末。
明くる日、2月1日から怒涛の数ヶ月が始まったのが懐かしい。

 


心配無用
仕事、それも報酬をちゃんと頂けて感謝もされる仕事が山ほどある。

税理士は恵まれた職業だ。