フリー、MFの経営状況をみる限り将来、会計ソフトの値上げは必至?

石垣島に行くと最近は必ず寄っている
クラッチコーヒー(税理士さんが経営)
港から徒歩圏内
歩き疲れたらどーぞ。

メインソフトはキャッシュレーダー

今日は我が家に税理士さんが遊びにやってきて日曜昼間、ベランダから眺める東シナ海がとても綺麗だというのに会計ソフトトークで盛り上がる。

ひふみ税理士事務所がメインで利用している会計ソフトは、母体が税理士事務所である株式会社NMC、キャッシュレーダーというソフト。

会計ソフト、そしてクリック一つで給与ソフトも使えちゃう。(年末調整も可)
これで月3,900円(税抜)のみ。

税理士側がNMCとの間でオプションを付けていれば10期分もクラウド保存してくれるのでユーザーからも大変好評。(税理士側も助かる)

税理士側のコストが高いのが玉に瑕(汗)
※うちは50社枠で月額10万円弱


その他、多い順に弥生会計、勘定奉行、JDL、フリー、マネーフォワード。
いまは有りませんがミロク、TKC、PCA、発展会計なんてのも利用したことがあります。辿り着いて今のメインがキャッシュレーダー、です。


 

これ以上ソフト料金を値上げ出来るのか?

一般的に知名度の高いフリーやマネーフォワードは?というと顧客が法人組織になってしまうと会計+給与で結構するんですよね。(以前、不評を買った値上げ問題もありました)プランによっては月額6,000円近くになることも。でもって使い勝手がまだまだ悪い(笑)

正直いって本当に小さなビジネスモデルだったら会計は費用・時間的にも税理士事務所に入力代行を依頼して良いと思うし、給与計算(や見積書・請求書・販売管理なんか)はぶっちゃけエクセルで出来ますし。というか社労士さんにお願いするのも一手。

 

さぁ、このような状態でフリーやマネーフォワードはまだ値上げをするのか?


僕は「値上げするしかない」
そう予想しています。
というのも両社とも大変苦しい業績(のまま)なんですよ。


フリー

2020年6月期(カッコは前期)

売上    68億円(45億)
研究開発費 19億円(15億)
広告宣伝費 18億円(13億)
人件費   18億円(14億)
最終利益 ▲29億円(▲27億)
※MFも似たりよったりなので省略

で、2021年6月期予想でも赤字のまま。
売上    96億円
営業利益 ▲22億円

これでいて本日現在の時価総額が4,600億円!!

フリーの増収率(予想)が株式市場ではことのほか評価されておりますが、税理士の端くれとして言わせてもらうと赤字続きってのか気に入りません(笑)

それと新株予約権がジャブジャブ発行されているところも。

高値で増資出来ているので一応手元資金はホクホクなわけですがやっぱり値上げしないといかんでしょ。(それと広告費を削ること!)
ビジネスエリアは日本国内だけなのでここからはそうそう新規ユーザー数が増加するとは思えません。
※開発ってなにしているんでしょうか?償却資産申告書フリーとかやっているのかなぁ。

 

参考までに有名なTKCの時価総額が1,800億円
直近の決算予想では、
売上   668億円
最終利益  70億円

売上で10倍、利益なんか大谷君と清◯君ほどの差があるのですがTKCの時価総額がフリーの半額以下・・・と、現在の株式市場の歪み具合がお分かり頂けるかと思います。

 


所詮、人も会社も人気投票なんですよ。
昔、大黒摩季も歌っていました。


選ばれるのは あぁ結局 何も出来ないお嬢様
〜省略〜
残されるのは あぁ結局 何でも知ってる女王様


 

〜省略〜

 

 

それでも夏はきっと来る
私の夏は・・・・・・きっと来る
夏が来る

 


では。
フリーやマネーフォワードの値上げのないことを願って。