2月23日は税理士記念日というが時期は選べなかったのか


確定申告資料もほぼ預かりが完了しほっと一息〜自宅ダイニングより

・誰が決めたか税理士記念日は2月23日

この業界に入ってすぐにおかしい、と思ったのがこの2月23日に合わせて行う無料相談会という風習。

なんでも昔々に税理士法(の前身)が制定された日だから。が由来だそうですが、あまりにも相談会の日程が遅いと思います。

今朝も新聞広告に大きく載っていましたが本日は県内各所で無料相談会が盛大に開かれております。

※ご丁寧に事務所の電話番号も記載されております。先生が電話に出るならいざ知らず、この時期、職員さんが飛び込みの電話を受けた場合、とっさに【感じよく】電話対応できるのでしょうか?サラリー時代の僕なら自信がありません(忙しいのに、もういっぱいいっぱいだよ、昨日も全然寝てないんだぞ、との心の声が相手に伝わりそうで…)

もう一度いいます。

あくまで無料 相 談 会 なのです。

この相談会で、申告が必要であるとわかり、
「では3月15日までに申告が必要ですね、
あれとこれをご用意して改めて○○へお越し下さいませ〜」
となるのでしょうか。

いまが2月23日、これから資料を集めて(源泉徴収票の再発行などしていたら簡単に3月1週目に食い込むでしょう)もしかすると次にお会いすのは3月10日頃かもしれません。

もうそんな時期に初めてのお客様を対応していたら、色んなミスも起こりうるでしょう。

またお客様側からも、
「税理士事務所の職員は対応が悪い、
忙しいそうだ、
税金が高かった(これは我々に言われても…説明する機会もなかったわけで)」
と、税理士業界全体の評判が落ちてしまいます。

ここで提案です。

2月23日が税理士記念日であることは間違いない事実ではありますが、

大々的な無料相談会は是非年末までに、
いやもっと早く11月3日(文化の日)などに行ってみても良いのではないでしょうか?
各祝祭日も殆どハッピーマンデーで移ったように。

【編集後記】

・昨日は朝から確定申告資料回収、
・lunchはインド人が作るカレー屋でプチトリップ、
・銀行にて顧問料自動引落の手続き、
・夜はプール