確定申告書の作成は【まとめて】or【コツコツ】どちらが良いか

九份の花文字屋でつくってもらった『ひふみ』日本語にも対応できるのが嬉しいところ。
以前にも愛犬の名前を書いてもらって北海道で飾っております。

・確定申告を集中してやってみる

予定していた確定申告集中日、2/3日目が終了。

昨年までの職員時代は2月1日から贈与税の申告、還付申告(通常の所得税申告も送信出来ますけどね)を中心にコツコツ作成し、丁度50件ちょっとで終わるよう進めておりました。
残業もほとんどせず、土日も出勤せず淡々と。

それでも3月からは事務所内では早く帰りにくい空気になるし、
土曜も強制出勤(もちろん残業代無し)になります。
まぁその辺のところは上手く調整してましたけど笑

さて、独立してどうなったか?

今年はなかなか忙しくなるのが予想出来てました。
まずは嬉しい誤算で一人でゆっくりやりたかったのですが例年並みにご予約が入ったこと。

そして振り返ってみましても2月は顧問先様への開業ご挨拶、新規顧問契約書の締結(の前に作成など慣れない作業だったので時間がかかりました)銀行手続き、事務所内機器(PC、スキャナ、プリンター、ソフトのインスト)の設定など。

そして、税務調査もありました。
所得税には関係のない普通の法人税務調査が。
これはネタですが次回は3月12日の月曜です笑

税務調査はもう何度も経験してますが3月中旬は初めてです。
紳士協定でこの時期はやらないものなんですけど…まぁいいか。

というわけで2月は確定申告どころではなかった為、
今まさに予定通り?集中して行っております!

・集中して申告すると所得控除に注目がいく

毎年はこんなに頑張らないので(笑)連日10件前後の申告を続けていくとお客様によって所得控除に差があり面白いことが分かりました。

・医療費控除
これは家族分まとめるのが鉄則です。(10万円のハードルは高いです!)
また要介護になった親御さんをどこの施設に預けるかによって医療費控除の額に大きな差が出ております。(施設によって対象になる、ならないがあるのでなんだかなぁといった感じです)

・社会保険料控除
通常の健康保険・厚生年金が一番高くなってしまいます。
医師国保、歯科医師国保は上限が低くなっておりますのでこの制度はお医者様が圧倒的に有利ですね。


・小規模企業共済等掛金控除
上記の医師国保などは真似して入ろうにも入れるものではありませんが、私のような個人事業者(個人事業者だけではなく要件を満たすと法人役員でも入れます)でも加入できるのがこの制度。これにiDeCoなんかも上限(小規模が年間84万円、iDeCoで816,000円の計1,656,000円)まで支払うとかなりの節税効果が。
実際、年収1,000万円前後でもこの2つを限度まで支払うと納税をグッと抑えることが出来ます。

・生命保険料控除
私より年齢が上の方が漢字生命保険会社(日生、第一、住友など)、
同年齢の方がカタカナ保険会社(ソニー、外資)といった感じでしょうか。
面白いことにお客様にどのような保障内容か聞いたところ「嫁に聞いて」と分からない方が意外に多い!


・寄付金控除(ふるさと納税)
毎回試算していると限度額がざっくりですが分かってきます。
(私はご興味のある方には次年度限度額予想を確定申告書に明記します)
やはり税率の高い方ほど限度額が上がりますね。
年収ベース2,600万円ほどで限度額が100万円前後に。
このクラスになると通常生活の食料品は優待品だけで賄えます。

最後にそれでは来年もまとめて集中してやるか?
と聞かれたら、やりたくありません。
今回はトラブル無しでしたがやっぱり溜め込むのは心身共によくないですね。

やっぱり私にはコツコツ、ゆっくりとが合っているようです。

【編集後記】
確定申告集中日、2/3日目。
お昼はレトルトのすっぽん汁で栄養補給。
夜は疲れを癒やしにプールへ。
帰宅すると22時前でしたが睡魔が襲ってきました。