見積書送って下さい→では他社の見積書を先に送って下さい。むむ、これには違和感が。


昨晩、北谷町サミーズバーにて
店長、渾身の一杯にはいつも驚かされます。
肝臓も。

見積書を作るために見積書が必要?

わたしの日本語がおかしいのか。
いや、合っています。

「見積書を作りたいので(他社の)見積書を提出して下さい。」

とある日、現場での出来事。

ある法人様が新規事業立ち上げの際、
A損保会社の担当者が電話越しに発した一言。
彼(A損保会社の担当者)は、

① 契約をどうしても勝ち取りたいため
他社提案よりも安いプランで進めたかった。

② 特殊な事業なので見積書を一から
プラン練るのが面倒くさかった。

どちらの理由であったかは分かりかねますがお客様、大激怒。

御社がうちにとって一番良いと思うプランを提案してくれよ!詳細はそれから詰めるからさ(怒)

この一連の電話でのやり取りをそばで聞き、
わたしはハッとする。

やばっ

これ、税理士業界も同じや(汗)と。

前の税理士さん、顧問料はいくらでしたか?

実はこのくだり、
北海道での税理士事務所勤務時代にも同じことがありました。

まだペーペーのひふみ税理士、
先輩と新規見込客に訪問した際での出来事。

先輩とお客様(候補)との会話も進み良い雰囲気で
終わろうとしたところ、先方様から
「じゃ見積書作ってよ」に返した言葉が→

「前の税理士さん顧問料はいくらでしたか?」

そうそう、
これに対して先方さん怒っていたなぁーと。
先の損害保険会社と一緒です。
あちゃー先輩よ、その聞き方はいかんぜよ、と。

こういう場合はコソっと調べるコツがありまして、

① 「見積り作りたいのでどのくらいのボリュームか調べさせて下さい」と総勘定元帳から税理士報酬を確認する

② 元帳が難しければ同理由で、法定調書合計表(年に一回作成するものがありそこには税理士報酬の年間額が記載されている)をチラ見させてもらう

これ一発で確認出来ます。
でも、まぁ参考程度ですけど。

他の税理士と比較しないし、されたくない。

何か嫌なんですよね。

「前と同じで」とか
「前より少しだけお値引きしました」というもの。

堂々と値決めしたものを伝えれば良いだけです。
奥歯にモノが詰まった言い方をすると案外、相手は斜に構えてしまうもの。

そして過去の様々な経験を踏まえひふみ税理士事務所では、
(税務顧問については)基本、「見積書」がございません。
シンプルに入り口の顧問料は一定です。

現状はこちら→顧問料一覧
毎月訪問は売り切れ中。(もう枠がありません)
年5回訪問コースもどうしようかな、と。
入力代行は無し、です。

時々「大きなお客様が来たらどうするの?」と尋ねられますが、
答えは簡単「受けません!」

「では、毎月支払う規模ではない小さなお客様は?」
ごめんなさい。本当は全部担当したいのですが、なにぶん『時間』には限りがありまして現時点では対応致しかねます。

ですから悩みません。

その後、お客様の規模に変動があればその際は臨機応変に対応させて頂きます。
ただ大きくなり過ぎたり、その後スピードを求められてしまう場合、
ご迷惑がかかる前にこちらから解除依頼をお願いする場合もございます。

過去にはこんな記事も書きました。

次のステージへ行くため税務顧問契約を今以上増やしません。

拡大スピードの早過ぎるお客様の税務顧問を終了

ただ、相続税の場合はどうしても
『見積書』を作成しております。
どうにかうまい方法はないものか。
こちらはもう少し研究してみます。

では!

-ひふみ税理士の近況-

・ひふみ税理士事務所、沖縄県宜野湾市で開業し今日で無事7ヶ月。早っ

・自身へのご褒美に?明日から西表へ行くのですが参加メンバーの一人が北海道から合流します。そんなメンバー、北海道へ帰る日が9月5日!なのですが無事に帰れるか?うーん、気にしないでおきましょう笑

アンド、9月6日札幌出発で例の雨男(友人)が沖縄へ遊びに来るのですが・・・
もう彼の事を台風男と改名するしかないようです笑
(彼とは2年前、宮古で合流予定がありましたがその時も台風で中止になっています)