いやー、面倒くさいなァー。
ABEさんが沖縄県知事選で惨敗しただけに2019年夏の参議院選の直前に、
「我が国の経済状況を鑑みて、また、東京オリンピックの前になんちゃらかんちゃら〜消費税の10%への増税は2年間延長する!」
なんて言わないかなーと微かに期待しているひふみ税理士です。(さすがにないでしょうけど)
増税まであと1年を切る。が、現場は混乱中
昨日の共同通信社の報道で財務省はコンビニのイートインコーナーを「外食」として扱う!(消費税は10%とする)という方針は変えず、イートインを廃止(要するに店内飲食禁止)にして、休憩所にするんだったら全て軽減税率(消費税は8%のまま)でいいよ、ということのようだが。
これって、もしかするとまたコンビニ前でダラダラ食べたり飲んだりする輩が出てこないか?街の景観が・・・
そもそも、コンビニで飲食禁止の「休憩所」って。
何するの?笑
マンガや雑誌を買ってそこで読んでいいよって事でしょうか。
水筒の持ち込みは可能かな。
もうさ、イートインコーナーは今のまま一択でしょう。
上記の休憩所・・・考えられるとすれば、沖縄にも沢山ある「道の駅」とかでしょうか。目の前に共通の休憩スペースとかありますよね。(ひふみ税理士のお気に入りはおんなの駅)でもこれとコンビニを一緒にしちゃあダメでしょう。
それと沖縄ではよく見かけるこのような素敵な風景。
□ ↓
手前にオシャレなコーヒーショップがあって、
「アイスコーヒー、テイクアウトで!」と紙コップで頂き、
これで消費税は8%です。
あとは目の前のテーブルで海を眺めながらひとやすみ♪
(前提条件として、たとえコーヒーを買わなくても誰でも座れるテーブルとしましょう)
ところがどっこい!
沖縄の空って気まぐれですから突然雨が降り出すこともしばしば。
ここでコーヒーを飲んでいる人はどうなる?
僕ならそのお店の中へ何も考えずに突っ込みますね。
この場合は差額の2%分を追加で払うのか?
というか僕がここの店員ならば、
「絶対に差額の2%分をとれない!」
とっちゃダメでしょ?
総スカン食らうのが目に見えている。
ネットで散々悪口も書かれるでしょ。
このような形式は今後、色々なQ&Aが出てくるでしょうね。如何様にも出来てしまいますので。
※ 僕は税率10%はやむを得ないと考えるが、複数(軽減)税率には反対。そのかわり医療診療報酬、土地取引、住宅の貸付、保険料等も課税取引にすべきかなと。
※ また現在は働き方改革の真っ只中、給与(雇用)なのか外注(請負)なのか、線引が曖昧になってきています。税務調査でもよく揉めるところ。僕は給与も消費税上「課税」で良いのではと考えています。プロ野球選手も消費税を納めますし、全員がプロってことで。これが一億総活躍社会!(ですから年収1,000万円超で個人でも消費税の確定申告をしましょう)給与や社会保険料が課税仕入れになる。これ、経営者に相当支持されますね。
どちらが軽減税率に相応しいか?
それと、新聞ね。ハァ・・・(コンビニで買う新聞は10%です)
ナベ◯ネ様のお力もあり見事、軽減税率でいけるゼ!という話なんですけども、そりゃ政治家も批判的記事を書かれたら困るので新聞業界には甘い、というのは分かるとして。
だったら「電子新聞」も認めよう!
国税庁の見解としては電子新聞は・・・
電気通信利用役務の提供であり、新聞の譲渡ではない
・・・って僕は理解に苦しむ。
じゃあ質問をかえるけど、
国税庁からのパンフには「政治、経済、社会、文化等に関する一般社会的事実を掲載する週2回以上〜」+定期購読の場合は8%のままでOKというならば、
東スポでも定期購読していればギリギリOKなんですね?
(わたしは東スポを宅配している友人を知らないが・・・)
一般社会的事実・・・ってなんやねんっ( ゚д゚ )
東スポの紙での定期講読・・・消費税は→8%
日本経済新聞の電子版講読・・・消費税は→10%
おかしく無いです?(東スポファンの皆様ごめんなさい)
いやそれこそ一般的に考えてみて。
僕だって移動中に東スポを読む事もあります。
日経が特別凄いってわけでもないです。
ただ、どちらが「軽減税率」に相応しいでしょうか。
※ほんっとにどうでも良いことですが軽減税率8%の内訳(消費税6.24%、地方消費税1.76%)どれだけ細かくするのでしょうか。
うーん、まだまだ解せないこの軽減税率。やっぱり廃止しません?
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