並べてみると沖縄の銀行は通帳がカラフル。
(左から沖縄海邦銀行、沖縄銀行、琉球銀行、そして鹿児島銀行、ゆうちょ)
ゆうちょはシック、
鹿児島銀行は・・・一昔前のデザインのような気がするのはわたしだけか。
金利も低下、メールも使わない故に「減収減益」
今朝、沖縄の新聞には県内3行とも減収減益、との記事がありました。
ひとつ例題、というか実際に良くあるケースです。
Q→「すみません、うち(の銀行)メール禁止なんですよ、
ひふみ先生のところまで◯社さんの決算書預かりに行かせますので」
「事務所ないんで、無理っす。」
(と心の中で叫ぶ)
A→この場合どうするかというと、
こちらが銀行まで行くのも手間がかかるので
申し訳ないが◯社様までデータをメールで送り、
銀行マンは◯社様まで預かりに行くことになる。
※ 本当の正解は◯社様が手元にある決算書を銀行まで持参する、です。
※ 2018年11月現在→メール対応可、不可と銀行により対応に差がある。
いまどきこんな手間暇かけてやっていたら、
そりゃ減益になるでしょう。何も驚くことではありません。
新人銀行マンが融資先に顔を出す、ということを新人研修の一環として行っているようですが、融資交渉の場に同席ならともかくただ資料をとりに行く・・・という仕事に優秀な人員を割いてどうするのか。業界の悪習なのでしょう。
また以前から書いている通り、
鹿児島銀行の沖縄進出で競争激化中。
(内地では当たり前なんですけど)
当然、金利収入(銀行の売上)も下がります。
それでも築城(本店、支店を建設)する・・・
わたしは(架空)マンガ「バンクダム」のいち読者。
もちろんキングダムのパクリ。
現在キングダム読破マラソン実施中、
本日、18巻まで到達。目標は年内に追いつくこと。
バンクダムへ話を戻す。
日本の南の島、ここ琉球では、
琉、沖、海(かい)
この3国がそれぞれ競って築城している模様をワクワクドキドキしながら読み進めている。
3国が相当な財と手間をはたいて王のため、見栄のために築城を競っているなか、
遠くは薩摩半島、鹿(しか)の国から遠征軍がやってくる。
彼らは琉、沖、海の3国よりも多くの財と兵を有しているが、
この地に築城する気など毛頭ない。
そんなもの(城)を造ったところで民が喜ばないことを鹿は知っている。
それよりもこの国の民を喜ばすため、選んでもらうため、
財と兵の多くを「より良いサービス」を提供するための環境を構築することに充てている。
民は、立派なお城なんて要らない。
士気は上がるかもしれないが結局はその外で暮らすのだから。
それよりもより良いサービスを受けたいのだ。
なお、バンクダムはまだ序章。
築城(本店、支店を豪華にする)に財と手間をかけ、民に顔を向けていない3国を尻目に
いち早く環境(スピード審査、低金利)を整えた鹿の国が民、特に若者の気持ちをとらえているようだ。
巧遅は拙速に如かず
いや、
巧遅は巧速に如かず?
どうやら現世では
城を所有しないほうが身動きもとれ、
維持費も少なくて良いようだ。
(戦国時代には城がないと侵略されますが)
さぁ、土曜の夜
キングダムの続きを読みます。
では!
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