沖縄(地方)の税理士は土日対応するだけで簡単に食べていけるのは本当です。

この前の日曜日は相続税の(有料)相談で宜野湾市の自宅兼事務所から少し離れたところにある読谷村まで足を運ぶ。

※ ひふみ税理士事務所では無料相談は受け付けておりません。
開業時に準備すべき『お問合せフォーム』を今頃整備しております。

相談者様には内緒ですがナイチャー(県外出身者)のわたしにとって「読谷村へ行く」というのは半分観光です。ワクワクでしかない。相談終了後は都屋(とや)漁港にある食堂でランチに海ぶどう丼を頂く。(なぜか韓国人旅行者で賑わっています。なぜこんな読谷の端のほうにある食堂に・・・)

土日対応しただけで感謝される

嘉手納基地のすぐ北に位置する読谷村。
この村は日本一人口が多い村(約4万人)として有名?
ですが税理士事務所は一つしかありません。

・村内には軍用地が多く存在し地価が(本州の「村」よりも)非常に高いのに。

・前職で何度も手がけた相続税申告で「被相続人の住所が読谷村」というのが多かったのに。

・軍用地収入の影響で所得税の高額納税者が多い村でもあるのに。

もう一度、申し上げます。
そ・れ・な・の・に、税理士事務所が一つしかありません。

今回面談した相談者様からは「日曜なのに来てくれてありがとうね〜」と、何度も御礼を言われました。いやいや大したことではないのですが。

相談者様は間違いなく相続税がかかるレベルの資産家。
東京ではさぞかし税理士を始めとする各士業から営業が来ることでしょう。

しかし相談者様が仰るには、

・ 近隣税理士事務所は土日対応してくれない(ご家族、ご兄弟の方の仕事等の都合で平日全員で集まれない)

・ ご自宅に来てくれない(ご年配の方もいらしてなかなか外へ出歩けない)

との理由で内地出身者、独立したて、営業は一切しないわたしに相続相談のご指名があった次第です。

如何でしょう。
読谷の海は本当に青く美しいのですが税理士稼業もブルーオーシャンの地。

わたしは顧問先様がゼロからの開業だったら移住者に優しい村、読谷村での開業を選択します。

税理士が土日に休むのはなぜ?

なぜ土日に休むのでしょうか。

サラリーマンなら気持ちは良く分かります。
同僚が休んでいるのになぜ自分だけ働くのかと。
お金も増えないし。

しかし独立するとガラッと変わりました。

多くの方はなぜ土日は休み!と決めつけるのでしょうか。

ひふみ税理士には子供がいません。
ゆえに子供の学校行事などもなく。
幸い両親、義理の両親ともに元気、健康です。介護等もありません。
土日しか開催していない、という習い事もありません。

考えてみればみるほど、

「土日に休まないといけない理由」がありません。

ならば、土日対応も可で良いんじゃないか?

巷ではワークライフなんとかという言葉が流行っているようですが「土日休んでおこう」って無理して周りに合わせていないでしょうか。

少なくとも独身、または自由に動ける環境にあるならば「土日休み」にあまり拘らないほうが、ひとり(ふたり)税理士にとっては良いでしょう。

最近は土日でも個別相談を入れております。
明後日も忘年会の前のスキマ時間に一本。

それよりも一週間、または一月でどのくらい働いたか。
こちらを棚卸ししてみるクセをつけるのも良いでしょう。

わたしは土日に(少しだけ)働く自分たちへのご褒美に毎月一週目はゴールデンウィーク(日程的に一週目が厳しい場合は月のどこかでGW!)と勝手に称して【旅行に行く】ことを決めています。来る2月、3月もこれを実行すべく計画中です。

-ひふみ税理士の近況-

・本日訪問先の先生がこの一ヶ月でダイビングを始め、早くもライセンス取得とのこと。
封印していたダイビング熱が再発・・・