税理新聞を発行〜編集制作はなんと12歳

税理新聞

税理士とはなんぞや?をテーマに本物の新聞と同サイズで発行
一枚に要点をまとめた見事な完成度

これを編集・制作したのがひふみ税理士事務所、縁の下の力持ちスタッフNさんの長男

彼はまだ12歳で来月中学に入学を控えている末恐ろしい少年です。
(許可を得て新聞を掲載)

税理新聞をひふみ流に解説

以前、税理士バッジを写メで見たがっていたのはこの新聞制作で使うためだったようです。

僕ですら手元に無いとどんなマークだったか思い出せない(笑)

おぉ!するどい、というテーマから
クスッと笑える記事まで

いったいどこで調べたのでしょうか。
僕が小学6年生の頃は「税理士」という職業すら知らなかったのに。

ということで彼の身近にいる?税理士がひとつひとつ
マジメに解説していきたいと思います。

バッジ

マークの由来には諸説ありますがこれは昔々昭和31年に制定される。

と言ったって僕の父や母より若い若い、まだまだペーペーです。

日輪(にちりん)は、丸い輪・太陽=日が昇る=経済、日本は進行する、税理士、公正を表し、

は日本の国花、(旧)大蔵省、すなわち【税】を表すと思って良いでしょう。

ただし、沖縄で税理士の仕事をしていると暑〜い夏のあいだはかりゆしウェアを着ています。
その間、家の中で冬眠ならぬ夏眠しているバッジも多いとか。

税理士の仕事

① 年金だけで生活している人は確定申告不要のケースも多いので税理士が対応することは少ないかな。お客さんで多いのは年金とプラスしてアパートや、沖縄だと軍用地を持っている方がお客さんに多いです。

② 企業のお客さんも多いです。どちらかというと税理士の仕事はこちらがメイン。個人の場合はかかる税金も「所得税」といって企業と違って簡易な書類も多く、自分で書類を作成出来る方も多いんだよね。そして仕事が3月に集中するため、どうしても無理がかかります。だからひふみ税理士事務所ではもう受け付けていない。今後も減らしていく予定です。

③ その他には「相続」に関する仕事も多くあります。特に沖縄では土地の値段が高くなってしまい、それこそ先祖代々の軍用地などを持っている方がお亡くなりになると相続税というのがかかる方もいる。そんな相続人(残されたご家族)のために事前・事後に相談にのったり、申告書を作成したりします。

独占業務

何か堅苦しいけれど、誰でもこの仕事をしてはダメってこと。
それがたとえ【無料】でもダメというちょっと厳しい決まりごと。

僕は勤めている期間、税理士に合格していない期間の方が長かったけれど、実は税理士事務所には社長(税理士事務所では「所長」と呼んだりする)よりも、資格を持っていないベテランさんのほうが税務に詳しかったりするという不思議な現象があります。おかしいよね。

で、最近の傾向としてはちょっとでも税理士本人以外が独占業務を行うと、ニセ税理士行為として厳しく罰せられるケースも増えてきています。

個人的には今後、この独占という業務はどんどん緩和されても(誰が行っても)良いんじゃないかなぁと思っています。納税者だって詳しい方に教えてもらいたいよね?

なりたい職業とその理由

う〜ん、僕はちょっと違うかな。
計算、数字は苦手です。
時には現実から背けたくなるときもあります。
悪い数値の時とかね。
去年のテストとかが悪い点数だったら振り返りたくないでしょ(笑)

それと、ずっと計算していると疲れるよ。

基本的には過去の数字は振り返らない
振り返るのは税務調査というものがある時だけ

前を見よう!
予算書=未来をみる

僕は弁護士を目指したときもあったけど(商業高校出身だけど笑)
いつも怒っている人、誰かを恨んでいる人達の相手をするのはしんどいかなと思って。

それより税理士を目指そうと思ったのは18歳のときに「社長」という職業に就いている人たちがみな個性があって面白いということに気付いてしまったからです。

その時の記事はこちらひふみ税理士〜高校生編〜

小さな居酒屋でアルバイトをしたんだけど、チップをくれるのが決まって社長という職業の方だけ。サラリーマンや公務員はケチくさいな、これずっと感じていました(笑)

だから僕もきっぷが良い大人になりたくてスケールはまだまだ小さいんだけど真似して生きています。

《12歳が制作した税理新聞を解説〜後半へ続く》