氷点下、屋外でアイスクリームを売るソウル商人をみて商売のヒントを得る。

昨日のブログで、氷点下でアイスを食べるなんて考えられない!なんて書いてから一夜。ミイラ取りがミイラになるではないですが今晩、まさか自分たちが買ってしまうとは。


こんな氷点下の夜にアイスクリームかよ。

いつかこのタイトルで小説でも書こうかな。
あれ、何か似たような小説があったかも・・・バナナとか。

誰とも同じことをしないから目立つ→売れる

1月4日、今日は世間でいう仕事始めでしょうか。

こちら明洞(ミョンドン)二日目。

日本より通信環境(決済環境も)が発達している韓国では移動中でも普通にメール、電話を受信(受話)し、滞りなく仕事をしております。といっても月初は旅行しているキャラが浸透しましたので急ぎの連絡は一切入りません。(ご丁寧に年始の挨拶が入るくらいです)

さて、冒頭の写真は明洞の屋台のアイスクリーム。
昨夜のブログで氷点下でまさか買う人がいるとは!なんて書いてから眠るまでどこか悶々と気になっていました。

このビジネス、最初に始めた人は絶対可笑しいよな?と。

氷点下にアイスクリームですよ。
わたしも札幌出身ですが冬に、
しかも屋外でアイスクリームなんて食べたことがありません。
普通、甘酒、お汁粉、豚汁などでしょう。

しかしインスタ全盛期のいま、お洒落なアイスに人々が群がっているではありませんか!


(韓国ウォンは一桁消すとちょうど日本円、そんな覚え方です)

2色、3色とカラーが増すごとによって華やかに、そしてお値段も増す仕組みです。そしてそれを目の前で造ってくれるのですがそれをみな動画撮影しインスタ等SNSへアップしています。

こんな氷点下の夜にアイスクリームかよ。

ずっと頭に残っていました。
それからの今晩。

買っちゃいました。
そのとき氷点下1℃
体は寒くて震えているのに・・・。
ブログのネタになるからと姪っ子に食べてもらいました笑(幸い、味も普通に美味しい)

明洞のアイス屋さん、貴重な体験をありがとうございます。

チャンスはどこにでも転がっている

駆け出しの頃に読んだ本を思い出しました。

・エスキモーに氷を売る

現代はそもそも魅力ある商品でないとダメですけど。
まさに冬のソウル、アイスを外で売るです。

これともうひとつ、マーケティングの世界で有名な『アフリカで靴を売る』という話。

・A社のセールスマンは現地をみて「誰も靴を履いていないので売れる訳がない、と諦める」と本社に報告する。

・B社のセールスマンは現地をみて「誰も靴を履いていない!ここなら大量に売れる!」と本社に報告する。

その後、どちらの業績が拡大したのかは言うまでもない。

たしかに「ソウルの冬、誰も屋外でアイスを食べていないです!アイス屋をやりましょう!」

正直、わたしが上司だったら却下したかもしれません(まだまだです反省)

でも現実は違います。
何がウケるか分からない。

あれ、札幌の街中で夜も開いているアイス屋なんてあったかな・・・。
訪日客も多いけどそういえばみたことがない。そこに一件でも開いてみると?なんならラーメン横丁の隣に一坪ショップでもあったらノリで買ってしまいそう。

もちろん当たる保証なんてありませんがわたしが関連業務をしていたらこのソウルから帰国後、必ずやテストしてみるでしょう。

というわけで、わたしの税理士業務で誰もやっていない、けれどもニーズがあるものはなんでしょうか。

答えはきっと税理士業務ばかりしていても出てこないようなのでもっと世間をみてみます。
ではまた내일!