税理士事務所は来店型?自宅兼事務所で営業する本当の理由


これだけ綺麗なオフィスならお客様も呼びたくなる?
マカオ某カジノ入り口より

税理士事務所はまだまだ敷居が高いのか

香港帰り初日。
今日は昼前から北谷町の某ファーストフード店でfreeeを使う個人事業主様と初めての面談。わたしより若い事業主様。スマホをルーター代わりに利用し、その場で内容チェック(簿記を知らないながらも入力がキレイでした!嬉しい。取り込み時の二重計上などを消し潰せばほぼ完璧)あとは今回なかった重要資料のみデータで頂くとネット上のやりとりで確定申告は完了します。

便利な時代になりました。
ノートパソコンがあり、ネットに繋がれば(税理士業務ではフリーWi-Fiは使いません)場所は問わずどこでも仕事が出来てしまいます。(税理士法に触れないように)

お客様もこんなんで終わるのか?とちょっと不思議そう。しかし、終わっちゃうんです。

彼いわく「税理士事務所」ってまだまだ敷居が高く、税理士という人間はなんとなくお堅い雰囲気があるように思っていたようですがわたしなんかはこんな感じ。高圧的、上から目線のお偉い税理士先生はファーストフードの店内で仕事なんてしませんのでイリオモテヤマネコ以上にお目にかかることはありません。

コストを抑えるのはビジネスの鉄則。見栄などいらない。

今日の会議費は100円。
あ、これでどこのファーストフードかバレそうです。
普段はコーヒーショップが多いんですけど今日は場所柄たまたま。

自宅兼事務所=事務所家賃が発生しないというのは本当に資金繰りを助けます。そのお陰で旅行に行くことも出来ています。

これが事務所でもあろうものなら旅行の都度に「◯日〜◯日まで社員研修のためお休み」など張り紙を貼って隣近所さんから「あの税理士事務所、また休んでいるわよ〜」「何か悪いことでもして稼いでいるのかしら」「ヤル気ないわねー」なんて後ろ指をさされていたでしょう。

幸い、近所の税理士からは「自宅兼事務所なの?」と嫌味を言われることなく過ごしております。いや聞こえていないだけでしょうか。まぁ気にせずマイペースでやっています。

本当の理由は【童顔】だから

自宅兼事務所(オフィス)というのがここ最近のスモールビジネスの流れ。
ですが、わたしには実はもうひとつ、自宅兼事務所で営業している本当の理由があります。

それは・・・わたしの顔が童顔だから。
昨年で40歳になり少しはオジサン?の仲間入りを果たせましたが30歳まではスーパーでビールを買おうものなら身分証明書を求められるくらいの童顔です。

わたしは自分の事務所(自宅)にお客様をお招きしません。100%伺います。
理由は私達の商売相手が「経営者」だから。

わたしはまだまだ若い!
税理士業界の中ではヒヨッ子。
百戦錬磨の経営者からもそう映っているでしょう。

であれば、わたしが経営者のもとへ伺う。

良いとか悪いとかではなく、これが筋だと考えています。
顧問先には二回りも、場合によってはそれ以上高齢の経営者もおります。

そんな経営でも人生でも先輩である経営者様に

「うちは来店型なので毎度事務所へお越しください」

などと口が裂けても言えません。
中には「来店型にすると顧問料も安くなりますので」とアナウンスしている内地の大手税理士法人もあるようですがまるで経営者心理を分かっていない。税理士法人からすると効率は良くなりますが。

で、行ったところで対応するのが税理士でもない担当者、というワナ。(同席しても5分で退席などという荒技も流行しているようです。若しくはラスト5分登場とか)

なぜ、時間が何よりも大切な経営者がわざわざ税理士事務所へ赴かなくてはいけないのか。そこは「正規報酬は頂きますが大切な社長のお時間を無駄にはさせません、私がそちらへ伺います!」の一言がいえないのか。

ん?
社長の会社では他の社員の目もあるから・・・
その時は昼でも夜でも美味しい、お洒落な飲食店で一席設ければ良いのです。(ここで顧問先様の飲食店を利用すると三方良し)

※ 顧問先様にお洒落な飲食店がない場合・・・家の近所、お客様の近所のお店を開拓しましょう!新たな出会いがきっとある!

洒落っ気のない税理士事務所に来店したって何のヒントも浮かび上がらないでしょうに。

そんなワケなのでひふみ税理士に事務所は要らない。

これから開業を・・・
今はなんとなく事務所借りちゃったけど・・・
そんな士業の方の参考にして頂ければ。