それって税理士法違反→大手税理士事務所は大丈夫?

桓騎将軍(キングダムマンチョコシール)と税理士バッチの相性が抜群。
立派な盾にみえます。

これはもう無敵ではないか byキングダムファンの小言
(桓騎ファンとしては史記の通りにならない事を願う)

税理士専門官がまたまた登壇

ちょうど一年前。
わたしの退職前にも那覇でもあった研修なのですが、今回は【沖縄税理士会=沖縄支部】が主催の確定申告研修でも税理士専門官(税理士がワルさしていないかチェックする担当の方)が登壇。

テーマは「それって税理士法違反?2019」

あのー、メインは確定申告についてなんですけど・・・にもかかわらず、それくらいここ数年間、ニセ税理士行為で御用になっている輩がいるための特別研修。

最近では不動産業界の方が相続税対策や譲渡所得税額を導いたりもしていますが・・・(沖縄では新聞広告でも良く目にします)

ウチは税理士とタイアップしているから大丈夫!

果たしてそうでしょうか。
今回、税理士専門官に口酸っぱく説かれた、たった一つのことを解説します。

2015年4月以降は本当に罰則が厳しい

このときの改正は最近改めて調べてみると「世の税理士事務所よ、大丈夫かいな」と心配になってしまうことが多々あります。

今回の研修
税理士専門官が放った一言でいったいどれだけの税理士がフリーズしたでしょうか。
(というか参加者は職員が殆どでしたけど。帰社したらBOSSに伝えてみて下さい)

「税理士がチェック、検算しただけではアウト!」

むむ?

では、サイン(署名)だけは?
→もちろんアウト。

今回はそう説明されました。

税理士業界あるあるですが
少し大きな税理士事務所の場合、

① 担当者が申告書類を作成

② それを上司がチェック

③ OKであれば担当者が清書

④ ③を持ってBOSS(税理士)に報告

⑤ それを担当が顧客に説明しサインをもらう

こんなケースがあります。
いや大手ならば殆どではないでしょうか。

今回の税理士専門官の説明ではこれだとアウトだというのです。

よく弥◯会計、f◯eeeなどのパンフで

・関与先を新規で◯件獲得!
・職員は◯件担当しよう!

などと、派手な宣伝文句も見かけますが本当に大丈夫でしょうか。

くれぐれも、
2019年→当局がいうには、

代表税理士がチェックだけでもダメ!

と解釈が変わってきています。
少なくとも沖縄では。
(正直厳しいかなとも感じますが)

ただこれが全国に◯箇所も支部があり、関与先が数千件もある税理士法人などが連帯責任で法人ごと業務停止命令などを受けたらどうなるのでしょうか。それも年明けの1月や2月頃に。

おぉ・・・考えたくもないですね。
(しかし法曹界では全国チェーンのア◯ィーレ法律事務所も業務停止を受けました・・・)

というわけで今日もこれからも
行儀よく、監査人を雇わないで
身の丈に合った範囲で税理士業務をやっていこう!

そう心に決めたひふみ税理士でした。

-ひふみ税理士の近況-

・12月決算法人様の資料回収、1月中に完了予定。
・法定調書、確定申告とやらを忘れ一昨日からこの本を熟読中。


藤井誠二さんの取材力が半端ない。これまでの【沖縄夜の闇】の部分が目に浮かび上がってきます。わたしの街(闇の部分)の歴史も考えさせられる。宜野湾警察署と税務署との共同作戦等は読み応えあり。まるで無申告の飲食店から推計課税するように・・・。近所がキャンプ・マーシーだったなんて全く知らなかった。

コメント

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