フリーランスはブログを書くことによって方向性の違う経営者、顧客と出会うことを防げる。

この家族は一家全員で同じ方向へ歩んでいるようです。

子どもたちは親の背を見ながらしっかり付いてきて!
う〜ん、幸せオーラが漂ってきます。

「方向性が違うかな?」と感じる顧客と仕事をするか

例えば税理士業

平成時代の前半までは、日本全国の税理士事務所は主に以下の方法で顧問契約先を増やしていきました。

・既存顧客からの紹介(勝算あり、王道!)
・セミナーを開催して集客(「節税」などのインパクトのあるタイトルで勝負)
・DM、広告物を一方的に送付(価格で勝負)

特に既存顧客からの紹介はかなりの高確率で顧問契約を結ぶことが出来ます。
ネックは料金くらいではないでしょうか。事前に既存顧客がどういう税理士(事務所)か伝えたうえでの紹介・面談なものですから余程のことが無い限り、契約につながります。

ここでポイントは余程のことが無い限り、です。
決してウマが合う、同じ方向を向いているとは限りませんし、前の税理士(事務所)が酷かったから消去法で選ばれているだけの可能性もあります。

それでも顧問契約を結ぶ、明日からの食い扶持を確保することは出来る。(顧問業の良いところではあります)

・独立したて
・どうしても生活費が必要

という場合は「ん?ちょっと方向性が違うかな」と違和感があったとしても、多少は目をつむり契約をするのも良いでしょう。ここはひとつ勉強だ、と割り切ります。(これは先方からみてもお互い様)

しかし、この「方向性が違うかな」が5件、10件と増加してくると勝手は違います。

「方向性が違うかな」という方と毎日、毎月のお仕事をしようものなら、もう自分自身の方向性がブレブレになる可能性も。「あれ、俺はどこを目指しているんだっけ?」とならないためにも対策が必要です。

方向性の違う方と出会わないために

そんな落とし穴にハマらないためにはどうすれば良いか。
答えはシンプル。

・ホームページをつくること
(全体の雰囲気を知ってもらう)

・そしてブログを書くこと
(士業であれば専門的なことよりも本人の人柄が出る記事の方が見込み客は読んでくれています。専門的な記事は同業、周辺業者閲覧用。そこからお声がかかり出版の道、などもあるかと思いますが、わたしはほとんど書いていない汗)

「そうか、そうか、これで自分と合うお客様が来てくれるのか」

ではなく、

「絶対コイツとは無理!」(ハッキリ言われると凹みますが…)という合わない、方向性の違うお客様が間違って来なくなる、出会わないですむようになります。

※ わたしの場合はスーツ着ませんし、月の一週目は旅行に行って訪問対応出来ませんし、税金を払うことを美徳と感じていますので、「税理士はネクタイしろ、いつでも呼んだらすぐ事務所へこい、少しでも税金を払わない方法を教えろ」といった方からのご依頼がありません。

それでも出会ってしまう、という場合は自分の人柄がまだホームページ、ブログから滲み出ていない証拠になりますのでもっと泥臭く書いていくしかありません。

ん?ちょっと方向性が違うかな」と感じつつお仕事をしなければいけない。

そんな不幸を一つでも減らしましょう。
これは選ばれる本人、選ぶ側のお客様、双方のためにも、です。