桃鉄のカード制限が考える力を養ってくれる

昨年末、突如我が家にやってきたSWITCHとそのソフトたち

当初、飽きたら甥っ子たちにプレゼントするか?なんて話していましたがそんな話は泡と消え…中学生を機にゲームの世界から足を洗っていたのですが、まさか40を越えてから再開するとは。

桃鉄のカード制限が考える力を養ってくれる

SWITCHの中でもハマっているのが桃鉄。買ってから毎日やっています。今晩もこの後、友人たちと4名で桃鉄大会(&新年会)を開催。

オンライン登録をすると全国の誰とでも遊べますがまだしていません。年間契約2,400円がネックではなく、登録してしまうと戻れなくなるのでは?との懸念から(笑)

このブログの読者層の大半の方は桃鉄をご存知かと思いますが、やると止まらないんですよね。簡単に説明するとすごろくゲームで点数(=ゲーム内ではお金)を競います。ただ目的地についたらお金が増えるだけではなく、そこで物件を購入することが出来る。

で、その物件は購入して終わりではなくどんどんお金を稼いでくれるという仕組み、いわば投資ですね。物件によって利回りが全然違ったり。

そしてこのゲームの醍醐味はなんといってもボンビーとカードでしょう。あ、ちなみに昨日はキングボンビーの世界へ連行されました。。。恐ろしや。

ボンビーの紹介は割愛するとしてカード。
このゲームはカードを制するものが勝つといっても過言ではありません。基本8枚しか持てないというのがミソ。いま必要なのが飛ぶ系なのか、進む系なのか、一発逆転系のたいらのまさカードなのか。

ダビングカードをとにかく保有し、残りをロイヤルEX、強奪飛び周遊、スペシャルが最強かと思いますが如何でしょうか。

で、この8枚という制限(それ以上は捨てなければいけません)があるからこそ逆転がよく起こります。仮に無制限であれば勝っているものがどんどん好カードを保有し、いつでも目的地に一番乗り!の繰り返し。で敗者はずっとボンビーに取り憑かれたままという。一発逆転も可能ではありますが。でもこれって何か現実社会に近いような。

そしてこれを現実社会、税理士目線で例えた場合。通常の中小企業(桃鉄でいうカード8枚以下)であればお金を沢山持っている大企業(カード無制限)にはなかなか勝つことが出来ません。一発逆転も世の中そうそうありませんしね。

ではビジネスで勝つにはどうしたら良いのか。それはその時々に必要なことは何か考えること。現状のビジネスモデルのまま進むべきなのか。東京から地方へ飛ぶべきか、など。借金が多くどうしようもないのであればゼロにして一旦リセットするのも必要なことかもしれません。

桃鉄であればそれぞれのカードで「お悩み解消」することが出来ますが現実には目に見えるカードなんてどこにもありません。やはり自分で考える必要があります。面白いものでビジネスの世界では持ち手が少なければ少ないほど知恵が浮かび、持ち手が多いときほど油断しスキが出るもの。

2020年〜2021年
この一年はコロナを理由に簡単に、充分すぎる運転資金を借りることが出来たのでどうも油断しているなぁという経営者が多いように感じます。あくまで返済するものですからね。3年後、杞憂に終わることを願ってやみません。