正直、期待値がそれほど高くはなかったApple Watch
ところがどっこい、面白いじゃありませんか!
アクティビティというアプリで一日の活動カロリー量が
カウントアップされていくのが「数字好き」としてはたまらない。
〜 前回まではこちら 〜
「ふうふ税理士」という生き方〜プロフィール【4】
上京?して沖縄県那覇市で暮らす→大原簿記専門学校へ通う?
夜、外を歩いても誰もいない。
遭遇するとすれば野生生物と酔っぱらい。
後は何もなく真っ暗闇の西表島を離れ那覇市へ移住。
一年間、ネオンなどなく街灯が少しだけの島で
暮らしていたものですから那覇の夜が眩しい、
目が痛かったです(本当にそう感じた!)
那覇市松山という沖縄最大の繁華街まで徒歩5分
というエリアに生息する。
そんな環境のなか20歳の少年が一人暮らし。
いまも輝く安室奈美恵の全盛期。
そこで何をする?
もちろんっ!
大原簿記沖縄校へ通い
一年遅れでいよいよ税理士を目指す!
・・・。
・・・。
・・・。
んな訳ない。
いや、最初の1ヶ月はありましたが・・・
ひふみ税理士は典型的な意思の弱い人間。
当然溺れていきます。
なかでも宮古から那覇へ来た2名、もとぶ(ちゅら
海水族館がある町)から那覇へきた1名、の計3名
の悪友がそれぞれ一人暮らしだった事もありこの
メンバーで良く集まるようになる(詳細後述)
みな11月で日商簿記1級合格→税理士を目指す!
べくして入学したのですが最初の6月、日商簿記
2級でリタイアするものが多数発生。
わたしは辛うじて2級には合格しましたが結局この年、
1級には合格することが出来ず。合格者は沖縄校でも
1名だけ。同じ時期、大原簿記札幌校へ通っている友人
に状況を聞いてみると札幌校では50名近くが合格した
そうで。そして水道橋校では更に一桁多い人数が合格
していることを知り衝撃を受ける。
あかん、このまま沖縄にいては受かることはない!
(人のせいにしてダメダメでした、すみません。)
実際、アルバイトも夜中までガッツリしていました
ので学校でも居眠りばかり。
仮に1級に合格したところで次の税理士科目合格は
相当厳しいであろうと察知し、西表を離れる時と比
べるとわりと簡単に那覇撤退を決める。(不思議と税
理士を諦める!という気持ちは無かったです)
大原簿記学校というものは素晴らしいシステムで同じ
コースであれば全国どこでも転校制度があるのです。
というわけで沖縄校で1年間のみ過ごし、次の4月から
心機一転!
札幌校で(今度こそ)本気で税理士を目指すのであります。
那覇で働いたこと『松山のスナック』の9割超に営業をかける
アルバイト
この一年は那覇市若狭にある、これまた個人で経営
されている『串八』という焼き鳥屋でアルバイト。
高校時代に続きここでも直談判。
いまなお元気に営業中です!
マスターとわたしだけの小さな焼き鳥屋。
いやーここも面白かった。
お客様には常連が多く、
わたしが「北海道出身で西表からやってきました」
というだけで大変可愛がって頂けました。
お店が終わってお客さんとビリヤード、
ボーリング、我が家に呼んで麻雀など。
北海道の小料理屋時代といい、
沖縄でも皆に良くして頂けました。
日本という国はほんとうに素晴らしい。
そして仕事で面白かったのがただ店内だけ
のバイトではなくスナックへ串盛合わせの
デリバリーをやっていたのです。
移動手段は50ccのリトルカブ。
カゴなしで20〜30本の串盛りの皿を。
そう!
あの蕎麦屋出前と同じシステムです。
自転車乗って片手に〜そば〜のように。
リトルカブですよ?右手1本で運転して。
慣れるまで時間がかかりました笑
決して真似しないで下さい。
当然、1回につき一皿しか持っていけま
せんのでいま思えば非効率でしたね。
通常バイト中もお店が暇になればチラシ
配りに出掛けるのです。
松山、久米、西町、東町、辻、若狭、前島・・・
ほとんどのスナックへ乗り込みました。
まずはママ(らしき人)に配り、そして許可が
出れば注文しそうなお客様に直接配る!
これは西表時代で養った能力?で見分けがつきます。
まずはお客様と女の子の雰囲気(ママやチーママが
つくお客様はあまり頼みません。ママやチーママ
が食べないので笑)を察知、次に既にフードが出て
いないかどうか、最後に重要なのが…もう一つ、
あ、これはブログでは控えておきましょう。
行ったお店でその瞬時、お客様と打ち解ける技術。
この那覇でもそこそこ磨かれたかなと思います。
学校、バイトそして麻雀三昧の二十歳のわたし
いや、
バイトと麻雀だけだったかも。
というくらいのめり込んでおりました。
もともと中2から麻雀はしておりましたが
何故か本格的にやるようになり。
あ、前述の悪友3名のせいでもありました。
(とまた人のせいにする)
酒井自宅が・・・
夜になると・・・
『リーチ麻雀さかえさかい』開店です。
両隣りのお部屋のかた、申し訳ございませんでした。
麻雀、ご存じない方はご免なさい。
わたしはただのゲームだと思っていないのです。
これ『戦い』なんだと思うんですよ。
ビジネスに通じるところが沢山あります。
※なお、ビジネスに通じる?テレビゲームでは
桃太郎電鉄やシムシティも好きでした。
たとえは良くないかもしれませんが麻雀の
「点棒」をまず「現金」だと思いこみます。
あ、本当にお金をかけてはいけませんよ。
ダメ、ゼッタイ。
重要だからもう一回、
お金を賭けてはいけません!
さて、そんな麻雀。
ビジネスの縮図が濃縮されています。
・安い手でさっさと上がっても良し。
【安売りしても良し】
・じっくり高い手を狙うも良し。
【高級路線へいっても良し】
・そしてそれも周りの状況を鑑みて。
【お客様の様子をみながら価格・商品改定】
・半荘が終わり(ゲーム前半終わり)手持ちはいくらか
【会社の現預金はいくらか】
・トップとの差は?
【同業ライバルはどんな商品をどんな値段で?】
・トップならトップで、2位はどのくらいか。
安い手で逃げてしまおうか。
【自社が業界トップならどうすればよりライバルを蹴落せる?】
たった一つ!
麻雀とビジネスに違いがあるとすればそれはビジネスには
ゴールが無いということでしょうか。
会社売却が目的であればゴールはあるといえなくもないですが。
久し振りにみたこの写真。
手積みの時代が懐かしい。
全自動になった今、
もう手積みが出来ない人もいますよね。
AbemaTV等でこんなに麻雀が
明るいイメージに変わるとは。
いまわたしが40歳。
あれから20年の歳月が流れたのですね。
うーん早いっ!!
〈次回〜プロフィール編「大原札幌校で覚醒!税理士になれそうだ?」へ続く〉