阿嘉島と橋で繋がっている慶留間(ゲルマ)島にある慶留間小中学校。
外地(ふかじ)島へ向かう慶留間橋より撮影
このような素敵な環境の学校をみるといつも考えてしまうのですが、海まで野球ボールやらサッカーボールが飛んでしまった場合、誰が取りに行くものなんでしょうか。先生?上級生なのか、えっ?下級生が行くの?危ないよ。
前回ブログ
→朝の9時に沖縄本島の港からフェリーに乗り、10時45分までの過ごし方
12:00→ニシバマビーチでシュノーケル&ランチ
10月でもさすが沖縄。
これだけ晴れていたら焦げてしまいます。
このビーチに辿り着いてあっという間に1時間超。
もうすでに顔面真っ赤になり体力も一気に消耗。
で、ありがたいことにこのニシバマビーチに隣接する海の家(前回記事で登場したパラソルを貸してくれた親切なお兄さんのいるお店)ではランチメニューも豊富に取り揃えておりました。
意外にも?といったら失礼ですが泳ぎ疲れもありガパオライス、カレー、タコライスとどれも想定外に美味しかった。(台風24号の影響で冷水シャワーは使えず)
ただ、ここのビーチは監視員が2名常駐し遊泳区域が決まっており(小さい!)リーフの外に出ることが出来ません。ちょっとでも出ようものなら・・・SUPに乗ったお兄さんがやってきて注意されます。
ちびっ子達には日除け、トイレなどもあってオススメなのですがちょっと優等生的なビーチなので我々はランチを食べ終えた後、ニシバマビーチを後にして次のビーチへと移動します。
12:45→ウミガメが見れるという阿嘉ビーチでシュノーケル…
ニシバマビーチから港へ戻る感じ。
移動時間、チャリンコでわずか3分。そこに阿嘉ビーチはあります。
何故かこのビーチは観光協会の地図には載っていません。が、地元の方がいうにはこのビーチが一番ウミガメ遭遇率が高い!とのこと。
ただ・・・
時間が悪かったのか
海中が濁っていたこと、
サンゴが少ない!
魚もいねぇ!
おまけにビーチと呼べない浜辺には石がゴロゴロっ
(写真もほとんど撮っていない)
だったのでこちらでは軽く泳いで次のビーチへ移動しました!
友人は一匹だけ見れたとのこと。
(羨ましいなぁ・・・)
まぁいいや僕はこの前、西表島で見れたから悔しくないのだ(強がり)
※ その時の記事はこちら
↓
(後日談→この阿嘉ビーチは満潮の時間帯にウミガメ遭遇率が高い!とのこと。ちゃんと調べていきましょう)
13:10→本命?ヒズシビーチでシュノーケル
阿嘉ビーチは時間帯が悪かったので早々に見切りをつけ、いよいよ本命?ヒズシビーチへと向かいます。
阿嘉ビーチから集落をチャリンコで通り過ぎ、わずか8分のところにあるヒズシビーチ。
阿嘉島は本当に小さく、自転車があれば無敵。すぐに移動出来ます。
そしてこのビーチも観光協会の地図には一切載っていません。
島としては監視員を常駐し安全?なニシバマビーチだけを使って欲しいようです。(ここや阿嘉ビーチは地図に載っていませんのでシャワーやトイレなどもないですけど)
もし下調べをせずに阿嘉島へ行こうものならまずたどり着けないビーチでしょう、というくらいちょっと隠れたところにあります。(途中、案内看板なし!)
近くまで行き、気をつけて探さないと分からないくらい薄く手書きの看板がビーチ手前にありますが、果たして何人の方が気づくのか・・・そこから左折して少し急な坂を下るとビーチがあります。
最年長74歳は悲鳴をあげていました笑
ニシバマビーチよりもさらに人が少なくなり、
プライベートビーチ感、
なによりワイルドな感じがupします!
そして、いまこうしてブログを書こうとするとき気づいたのですが、人は本当に楽しんでいると「写真を撮ること」を忘れるようです。
いや違う。
今回、水中を一切撮っていない。(直近の西表旅行では友人の水中カメラを利用)
GoProが欲しくなります・・・。
でもモノをこれ以上増やしたくない・・・葛藤中。
と、言い訳はこのくらいにして。
ヒズシビーチはリーフの外側までは遠いのですが(ゆっくり泳いで約5分)、頑張ってみる価値はあります。
本当に、本当にサンゴ礁が綺麗。
熱帯魚も豊富。
西表、宮古の海に負けていません。
更に魚たちは餌付けされておりませんので本来の自然の動きを楽しむことができます。(ニシバマビーチの熱帯魚は人間に寄ってきます)
なお、今回はとても天気が良く、風も殆どなかった事を付け加えておきます。
そこそこ沖合まで泳ぎますので少しでも天候が悪い、体調に自信がない、そして一人だけで行く、というのは避けましょう。下手な事故を起こし島、周りの方に迷惑をかけないように。
14:15→アマグスク展望台までプチトレッキング
さぁ、一時間たっぷりサンゴの天国、ヒズシビーチを堪能しました。
の後は、自転車を近くに置いたまま(阿嘉島では自転車の錠をしません!そのくらい平和な島)、すぐ南に位置する展望台までプチトレッキングです。
朝から泳ぎ疲れた体には結構キツイ坂でして・・・
メンバーの中でも年上から順にキツそうでした。
ただ、そこまで高くない展望台。頂上はすぐそこに。
が、太陽の陽射しを遮るものが一切なく、自然は更に体をイジメてきます。
(西側に面するこの展望台は本来、涼しくなった夕方に来るものです!仮に日帰りだったらこちらはパスしても良いかもです)
14:30→慶良間空港までサイクリング!
おいおいっ!
高速船は16時に出港だが大丈夫なのか?
答えは「Yes!」
何度も言ってるじゃないの、
「阿嘉島」は小さい!(往復1時間で戻れます)
というわけでラストは水着のままサイクリングを楽しみましょう。
阿嘉島→慶留間島→外地島(慶良間空港)の順に行きます。
阿嘉港の近くでSUPを眺め、
噂には聞いていましたが、町中でも野生のケラマジカなんかにも遭遇し・・・
(北海道ではエゾ鹿を食べる習慣がありますがコチラ様は国指定の天然記念物、食べてはいけません!!)
阿嘉大橋を渡り慶留間島・・・
慶留間島の(プライベート)ビーチもワイルドです。
途中、台風24号&25号の影響で島の幹線道路が陥没し車でここから先は慶留間島の南側及び外地島までが車で通れない状況に。
慶留間島の住民の皆様は現在緊急の場合には通行止め手前まで車でいき、そこに車を停め、後は歩いて阿嘉島の街まで生活用品を買いにいくそうです。こちらはただただ早期復旧を祈るのみです。(外地島は無人島)
と、気を取り直して僕らは更にチャリンコを南へ向かって漕ぎます。
外地島までもすぐです。
が、行きは結構上り坂が多いんですよ・・・
途中、歩き組も出てきます。
まぁ歩いても往復で1時間もしません。
ほら、すぐに「慶良間(ケラマ)空港」が見えてきました!
定期便は就航しておらず、船が欠航、緊急の場合のみ使用する空港。
どうしても乗りたい!という場合は97,200円で搭乗可能とのこと。
5名まで乗れるので割り勘すると決して乗れない金額ではない?
那覇からわずか15分での移動、近い将来乗ってみます。
15:30→阿嘉港へ無事到着!
最後のサイクリングではリタイヤ寸前のメンバーもおりましたが、それでも往復1時間。
帰りの高速船クイーンざまみの出港時間16時に間に合いました。(2018年10月現在は台風の影響で港のシャワーが故障していましたが本来は200円で5分冷水シャワーがありますのでそちらで着替えることが可能)
以上、2部構成(第1部はこちら)になった内地から1泊2日「日帰り阿嘉島ツアー」如何でしたでしょうか。
正直ハードです。
この後、那覇までのフェリーでは爆睡することでしょう。
時間に余裕はない・・・ですが実現出来るコースをプロデュースしてみました。
日帰り、どうせメールチェックする時間はありません。
ノートパソコンなども那覇の港に置いて手ぶらでぜひ行ってみましょう!
最後に
スケジュールに余裕があるならば本当は1泊2日ではなく、本当は阿嘉島で泊まって欲しい。(ホテルはありません。民宿はどこも朝夕、二食付きが相場。大人で6,000円〜8,000円帯が多し。我々は民宿春海さんを利用。10時チェックアウト後も無料でシャワーをお借りでき、港までの送迎付き)
そしてこの真っ暗闇を体験しよう!
阿嘉島の星空、ちびっ子たちにも是非見せてあげましょう。
なお、マリンブーツを履かないとこうなります。(これで一週間後)
特に女性の皆様、日焼け対策はお忘れなく!!