沖縄サンエーパルコ、沖縄セブンイレブンの開業で看護助手と歯科助手が消える？

沖縄西海岸を眺めながら新しく出来た沖縄サンエーパルコに出社！

・バイト先は沖縄に初めて出来るZARAがいいな

・時給も良いしオシャレだし

・ナイチャー(内地出身)のマネージャーは優しいし

・有給とりやすいし

・最高〜

40のひふみ税理士が仮に沖縄の専門学生19歳、女性であったとした場合の心の声だ。

夏に向けて巨人が沖縄に2つ生まれる

6月27日〜沖縄県浦添市にどデカイ商業施設、サンエーパルコが誕生する。(雇用創出3,000人！とかいいますが、別に県外から3,000人やってくるわけではありません)

そして、そこから2週間後の7月11日、”7”と”11”にかけた日、
今度は沖縄県内各地に沖縄セブンイレブンが誕生します。
当初は十数店舗ですが5年以内に250店舗まで増やす計画とか。

現在、人口150万人にも満たないこの沖縄県
ただでさえ観光業、建設業を筆頭に人が足りない×2と叫ばれている中
いったいどうなってしまうのか？

先月も時給増加の件については書きました。

沖縄でも時給1,500円の時代へ！中小企業の社長に出来ることは？

昨日は宮古島の不動産事情について書きましたが、
沖縄本島では急ピッチで賃金が上昇しています。
(やっと本土の背中が見えてきました)

看護助手と歯科助手が沖縄から消える？

看護助手と歯科助手が消える問題2019

看護師が仕事を辞めた後、次に探す職場はたいてい同じ医科

歯科衛生士が仕事を辞めた後、次に探す職場もたいてい同じ歯科

理由は”資格”が大きい

せっかく資格もとったし
給料も他の職種より高めだし
一から他の仕事を覚えるよりは…

理由は何にせよ同じ業界内で働く方が多い。

他方、
看護助手と歯科助手

一生懸命働き、仕事にプライドを持っている素晴らしい方が多いのだが如何せん”無資格”というだけで最初から給与水準が高いとはいえない。この数年で少しは改善されたがまだまだ低い。

医科も歯科も超難関の国家試験を合格された”先生”＝”経営者”

どうしても看護師や歯科衛生士といった”資格”をお持ちの方を優遇してしまう。
(診療報酬を稼ぐことが出来るので理解は出来るが)

初任給は百歩譲るとして、それでも2年目、3年目と真摯に仕事に向き合う方にはそれなりの報酬を与えなければいけない。これは医師、歯科医師としてではなく”経営者”としての仕事の一つだと思う。

そして本来であればもっと賃金を上げるべきなのにその問題をなおざりにし、そのツケがまわりにまわって来たのが2019年。

※10年前、常勤歯科助手さんの”手取り10万円未満の賃金台帳”をみてドン引きした経験あり

看護助手として、歯科助手として頑張ってきた皆様が次々に現在の職場を離職する足音が聞こえるのだ。

わたしは”口”は悪いが”耳”は良い。

この足音は確かに聞こえる。

別にサンエーパルコに行くわけではないが、
他の職場がどこも賃金を上げだして来ているからだ。

この相場になると”無資格”は縛りがなくある意味、怖いものがない、転職時の強みとなる。

反対に看護師や歯科衛生士は”資格”が足枷とならないか心配だ。

これは税理士も同じですが。
”税理士でなければもっと色々な事が出来るのではないか”常に考えています。

看護助手や歯科助手として募集してももう誰も来ません。

わたしが広く全体的に見渡す限り、いまの賃金水準では2年以内に半数以上の方がお辞めになる＝看護助手、歯科助手さんがいなくなるのではないかと危惧しております。

こと賃金相場に関してはドクター友達ではなく他の商売を経営している方、税理士や社労士に再度確認してみましょう。

-ひふみ税理士の近況-

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・引き続き大阪ミナミ、天理市、東京新宿でのブログオフ会のお申込みも受付中。