「ユインチホテル南城」客室テラスより
梅雨時期は数時間で天気はこんなにも変わります。
先週末、4月申告も無事完了、
久しぶりに「胃袋」のディナー予約が取れたこともあり
沖縄県の南部、南城市まで足を運びゆっくりしてきました。
ひふみ税理士事務所は沖縄県宜野湾市、
西海岸沿いに位置しますが滞在したホテルは東海岸沿い
那覇の中心地から東へ約14㌔、昼間でしたら40分ほどの距離ですがまだまだ開発されていなく、古き良き「沖縄」を味わえる残り少ない地域です。
わたしも含め移住者が「これこれ!これが沖縄っぽい」と思わず言ってしまう風景が。
※ Googleマップを頼りに行きましたが、2度も道を間違えたくらい田舎道はくねくね。
とはいっても少しずつ道路拡張、ホテル・アパートの建築も進んでおりますので、「沖縄っぽい風景」を見たい!という方は早めに訪れておいたほうが良いかもしれません。
なお、バスもあるにはあるのですが相当不便ですからレンタカーは必須です。
ひとり経営者の先輩でもある「胃袋」へ
そこのお店は草木に囲まれています。
初めての場合、一度、店前で立ち止まるでしょう。
え?ここなのか、と。
店舗入口の取っ手が「胃袋」
「異空間」に行ける、
「無」「リセット」できる、
ということで独立前から何度か通っています。
(なかなか予約が取れず、独立後は初めて)
普通にドライブしていたらゼッタイに辿り着くことはありません。
そのくらい奥深く。
飲食店経営のセオリーを度外視したこのお店、
東京から移住された女性店主が一人で切り盛りされています。
店内の照明は暗く
良い意味で厳かな雰囲気
写真を撮ることすらはばかります
(料理の写真はこのスプーンに乗ったデザート、一枚だけ)
メニューは基本、コースのみ(季節、店主の気分でかわる)
地元沖縄産の野菜、肉、魚を中心に
ドリンクも料理に合わせたグラスワインが提供されます。
(ノンアルコールでもOK)
わたしなんかが料理の詳細を語るのは控えておきますが
たとえばこの日のスープは生姜とメロンを混ぜたものでした。
全ての料理がシンプルながら複雑で、でも、どことなく優しい、そんな味付け。
そしてこちらのお店、料理ももちろん素敵ですが、経営方法も勉強になります。
・なんといっても店主一人で回せるオペレーション(バイトがいません)
・完全予約制 (2ヶ月前から、基本一日3組まで)
・メニューがひとつ (コースのみ)
・高単価 (ディナーのみランチなし)
・広告費、営業にかける費用は(たぶん)ゼロ (FB、インスタあり)
・おそらく家賃も安い (田舎なので) ※ 顧問先ではありません
素敵な料理を食べ、
美味しいワインを飲みながら、
こんなことを考えています、はい。
職業病デス。
また、店内も素敵ですが、
お店を出た後の真っ暗闇!と(雲がなければ)満天の星空
沖縄本島広しといえども、
那覇市内やリゾートホテルの周りでは見ることは出来ません。
せっかく胃袋へ来たならばここから代行やタクシーに乗って
都会へ帰るのではなく、南城市内で泊まり余韻に浸りましょう。
店主とわいわいガヤガヤ、というお店ではございません。
カウンターでひとり、ゆっくりと自分の時間を過ごす・・・なんてのも最高の贅沢。
南城市で泊まるならこのホテル
今回お世話になったのがこちら
チビっ子も楽しめる屋外プール(土日祝のみ)、
マリンレジャーも楽しめるアクティビティあり、
そして大人は嬉しい?沖縄では珍しい天然温泉つき〜猿人の湯(えんじんのゆ)
もちろん、滞在中は何度でも、そして大浴場からは海を眺めることが出来ます。
一応、客室風呂からも海がみえます。
泊まったのが平日、梅雨時期ということもあり空いていました。
そして安い!
沖縄西海岸ホテルのおよそ半額。
上記で紹介した「胃袋」からも車でたったの7分、4キロもありません。
アップダウンが激しいので歩く場合は44分もかかるそうです汗
(夜は本当に真っ暗闇なので歩きはオススメしません)
※ チビっ子は胃袋へ行けませんので、ホテルでお留守番を…
移動はタクシーが無難でしょう。
代行もありますが、台数が少ないのでその辺りは要注意。
なお、近くには海坐というわたしの大好きな宿もあります。
(今回は満室)
オススメは別館ではなく断然、テレビ、カーテンのない本館です。
※本館は小学生以下、宿泊不可
何もない静かな宿で一夜を過ごす。
久しぶりに自分と向きあうことが出来るでしょう。
自然と部屋に入ってくる朝日で起きる・・・という最高の目覚めです。
もちろん、スマホの電源はオフにして。