昨日の朝でした。
台風26号の影響で風は強いものの沖縄でもやっと涼しくなり晴天、爽やかな朝。
と、そんな時、AppleWatchがブルブル・・・♪
普段から電話は少なめ。
仕事の電話が土日にかかってくることはほぼない。
基本はメール、ちょい急ぎの連絡がショートメールかライン。
画面上には登録されていない050〜から始まる電話番号が。
うん、これは100%営業電話です。
(写真はブログネタ用に加工)
物好きなひふみ税理士はAppleWatchで電話を受けました。
宜野湾市で税理士を探している方がいます!
「土曜の朝、突然のお電話すみません。」(ほんとにダメだよ)
「実は宜野湾市(わたしの暮らしている街)で税理士を探している法人さまと、個人事業の方が2社ほどありまして〜」
と、そのお相手は株式会社BizPlatform様、お若い男性スタッフ。
事業展開しているサービス名は・・・顧問料無料.com
う〜ん、税理士を探している側からすると嬉しいネーミングですが、
こちら側からすればとても関わりたくないネーミング。
顧問料無料て、どうやって食っていくの?
突っ込まずにはいられません。
少しだけどんなものかと電話の相手をしましたが、
・近くで税理士を探している方が2件いる
・顧問料無料.comさんが調べるにはひふみ税理士事務所が最適と感じた、
と。
嘘こけっ!笑
ブログネタになるのでもっと突っ込んでどんなものかを聞けば良かったのでしょうが、
若気の至り、そこで電話を切ってしまった(あぁ・・・なんて惜しいことを・・・)
きっと税理士会名簿、下欄(開業したばかり)からの電話攻勢だったのでしょう。
ひふみ税理士事務所が「最適」だと感じて頂けたならば「電話」から始まるはずがない。
なぜならばHPやブログで電話番号を一切公表していないからだ。
なのでこの類の営業電話が来れば最初の説明で嘘か真かすぐに見分けがつきます。
(沖縄税理士会様よ、電話番号は消してくれ)
ですから優秀な営業マンはちゃんとメール、問い合わせフォームから連絡が届きます。まぁ全てお断りしていますけど。それでもちゃんと調べてから連絡してくる会社にはそこまで悪い印象はありません。
なぜ税理士紹介会社が存在し続けるのか
① 税理士を探している客がいるから会え!
② 料金については四の五のいわず契約をすれ
③ で、俺ら(紹介会社)に報酬をくれ(このケースは税理士が全て負担)
④ でも安い料金ではやってられないのでサービス悪化
⑤ 契約解除
⑥ ①へ戻る
おー素晴らしいビジネスモデル!わたしには全く「ピクリ」とも届かないサービスなんですけども。今回の会社さんも全国展開しているところを見ると一定数、利用者がいるのでしょう。
しかし、よく考えてみましょう。
都会の事情は分かりません。
でも、この宜野湾市に限ってみるととっても小さな街。
(普天間飛行場に大部分を接収されていますので)
税理士って探しきれないのかなーと。
「税理士 宜野湾」でググるとそこそこ見つけれるのではないかと。
というか地元にそこまでこだわる必要もない時代。
それでも一般事業者がこのサービスを登録するというのは「自分に合った税理士」というのは建前でやはり「少しでも安く」が一番なのでしょう。
そしてそこで見つけたとしても(また同サービスを利用し)次に「安い」ところがあれば簡単に移ってしまう。
税理士はそんなもの(計算、申告書だけを作成する)と考えている方が多いものと分析しています。(ですからわたしはこの手のサービスは利用しません)
わたし達、税理士業界の発信力不足も否めないですけども、
探す方も探す方で「探す力」を養ってみては如何でしょうか。
チラッと当該サービスのパートナー税理士さんを覗いてみましたが、
わたしが事業者だったら「頼みたい!」という方は・・・
(結局、写真、イラストが一切ない税理士事務所もあり、これで事業者が何をどう判断するのか疑問に思います)
少なくともわたしのまわりで「素敵だな」「お願いしたいな」と思う税理士は誰一人、このようなサービスには登録していませんので淡い期待はされませぬように。
−沖縄で働く女性(嫁)税理士ブログの更新−
-ひふみ税理士の近況-
・昨夜は最近独立した友人を誘ってオリジンお笑いライブへ
・その後、ビジネスの話をしながら夜ご飯